過去に“同じ役”を演じたマット・デイモンとアンディ・ラウが共闘!本編映像入手
2017年3月31日 12:00

[映画.com ニュース] チャン・イーモウ監督が、万里の長城に隠された謎を描く超大作「グレートウォール」の本編映像を、映画.comが先行入手した。マット・デイモンとアンディ・ラウの共演シーンを切り取っている。
総製作費約150億円を投じ、万里の長城を舞台に、戦士たちと60年に1度復活する人類の敵が死闘を繰り広げるさまを描く本作。デイモン、ラウのほか、ハリウッド版「デスノート」で死神の声を担当するウィレム・デフォー、「キングコング 髑髏島の巨神」が公開中のジン・ティエン、人気K-POPアイドルグループ「EXO」の元メンバー、ルハンら国際色豊かなキャストが結集した。
旅の途中で兵士に捕らえられ、万里の長城に連れてこられた弓の名手ウィリアム(デイモン)と相棒のトバール(ペドロ・パスカル)。司令官たちは素性の知れないウィリアムとトバールを処刑しようとするが、ワン軍師(ラウ)だけが「真実がわかるまで生かしておくべきです」と将軍に進言し、ウィリアムたちの命を救う。映像には、デフォー演じる謎の男バラードも登場する。
デイモンは、ラウが主役の1人を演じた「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版「ディパーテッド」で、同じ役どころに扮している。「僕が過去に主演した『ディパーテッド』は、アンディ・ラウが主演した『インファナル・アフェア』のリメイク版なんだ。僕がラウのキャラクターを演じたから、そのことについて話を交わすのはとても面白かったよ」と振り返る。不思議な縁を感じさせる共演をラウも喜び「『君の方が出演料が高かったから僕より賢いな』とマットを冷やかしたんだ。するとマットは、『僕は映画の中で死んだけど、あなたは生き延びて続編2本を作ったんだから僕より賢いさ』と返してきたよ」とデイモンとのエピソードを明かしたほか、「彼との共演は楽しかったし、よい友達になれたと思う。また共演してみたいね」と期待に胸を膨らませた。
「グレートウォール」は、4月14日から全国公開。
(C)Universal Pictures
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