永野芽郁「ひるなかの流星」原作者・やまもり三香の手紙に号泣「これが私の代表作」
2017年3月25日 13:05

[映画.com ニュース] やまもり三香氏の人気コミックを実写映画化した「ひるなかの流星」の公開記念舞台挨拶が3月25日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の永野芽郁、共演の三浦翔平、白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、山本舞香、新城毅彦監督が出席。舞台挨拶の模様が全国119の劇場で生中継される中、永野は「完成して、本当にほっとしています」と話し、白濱は「僕たちが愛をこめてつくった作品なので、たくさんの方に愛してもらいたい」とアピールした。
前日24日に全国273スクリーンで封切られ観客動員数7万人を突破した本作は、東京の高校に転校してきた恋を知らない女子高生・すずめ(永野)が、軟派な担任教師・獅子尾五月(三浦)と無愛想なクラスメイト・馬村大輝(白濱)との三角関係に揺れ動くさまを描いた。
“壁ドン”“床ドン”“頭ポンポン”と胸キュンシーンがオンパレードすることにちなみ、三浦に「恥ずかしさはなかった?」と質問が飛ぶと「色々やってきているので、20代前半で恥ずかしさは消え去りましたね(笑)。どうしたら17歳の子がキュンとなるか考えながら演じていました」と回答。一方、白濱は「髪を伸ばしたり、体重を減らした」というルックスにこだわった点に加え、原作のキャラと似せるために「いつも『俺は塩顔だ、俺は塩顔だ』」と心の中で念じていたという爆笑エピソードを披露した。
この日は、原作者のやまもり氏から、永野らにサプライズメッセージが届いた。永野は、メッセージが代読される前から涙が止まらず。撮影現場に訪れたやまもり氏が「与謝野すずめを演じてくれたのが、芽郁ちゃんで本当によかった。まさに私が思い浮かべたすずめちゃん。すずめが全力疾走するシーンを見学していて、この映画が素晴らしいものになると確信しました」という思いを抱いてたことが明かされた。
3月2日に行われた完成披露試写会に続き、大泣きしてしまった永野。山本に「芽郁はめちゃくちゃ頑張ったんですよ」と励まされ、三浦から「君、ティッシュくらい持っておきなさい」とツッコまれた永野は、一旦笑顔を取り戻したものの、締めの言葉を求められると、再びポロポロと大粒の涙をこぼした。それでも、声を震わせながらも「自分が初めて主演した作品が、この映画で心からよかったと思います。誰がなんと言おうと、これが私の代表作です」と力強く言い放った。
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