野村周平「サクラダリセット」共演・健太郎をいじり倒す
2017年3月25日 12:35
[映画.com ニュース] 河野裕氏の人気小説シリーズを実写映画化した「サクラダリセット 前篇」が3月28日、全国192スクリーンで公開初日を迎え、主演の野村周平をはじめ共演の黒島結菜、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里、メガホンをとった深川栄洋監督が東京・TOHOシネマズ新宿での舞台挨拶に立った。
住人の半数が特殊能力を持つ閉ざされた街・咲良田を舞台にした青春ミステリー。座長として作品をけん引した野村だが、「ここ1、2カ月の間ずっと宣伝していたので、まだ公開していなかったのかという思いと、やっと公開だという気持ちもあって、今日が初日だという実感がわかないです。数日後にやってくると思います」と首をかしげ、「僕、毎日バラエティに出ていますよね? 最近ねえ、すごい出ているんですよ。それを見て、来てくださった方もいると思うので、宣伝って大事だなと思います」とユニークに挨拶した。
現場では野村が健太郎をいじり倒していたそうで、この日も丁々発止のやり取りで観客を喜ばせた。「記憶に残ったことは?」と問われた健太郎が、「いい意味でも悪い意味でも、野村くんからのいじり。いじめというか(笑)、それが忘れられないです。時にいいものですが、基本、つらい」とこぼすと、野村は大笑い。登壇直前には「野村くんに『取り返しのつかないことをやれ』と言われていた」そうで、「意味がわからない!」と悲鳴をあげた。
さらに「自身の特殊能力は?」という質問に、野村が「いざこざに巻き込まれない能力。運がいいんです」と答えるや、健太郎は即座に「自分でいざこざをバーっと起こして、サーッといなくなるからでしょ!」と反撃。続けて「自分はどこでも、どんな状況でも寝られます」と述べた健太郎は、一同から「ここで寝てみて」と無茶ぶりされたが、「布団敷いてもらえば、ここでも寝られますよ」と自信満々の様子。しかし野村は「どこでもちゃうやないかあ! 布団敷くスペースがあるんやったら『どこでも』ちゃうやんけえ!」と濃いめの関西弁で罵声を浴びせ、場内を沸かせていた。
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