人類滅亡は、すぐそこまで来ている… 長澤まさみ×松田龍平「散歩する侵略者」ビジュアル
2017年3月24日 07:00

[映画.com ニュース] 長澤まさみと松田龍平が初共演する黒沢清監督作「散歩する侵略者」のティザービジュアルが、このほど初公開された。裏面には「人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。」というコピーとともに、散歩する妻・鳴海(長澤)と夫・真治(松田)の背後で謎の爆発が起こる模様を切り取り、穏やかな“日常”に忍び寄る“異変”を象徴的に表現している。
劇作家・演出家の前川知大氏率いる「イキウメ」が、2006年に初演した人気舞台が原作。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られた状態で帰ってくるという大胆なアイディアを基に、サスペンス、アクション、ラブストーリーなど複数の要素を持つ重層的な物語を紡ぐ。
行方不明から生還し、毎日散歩に出かけるようになった真治に対し、鳴海は戸惑いを隠せない。同じころ町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発するようになる。事件を追うジャーナリストの桜井(長谷川博己)はある事実に気づくが、やがて町は不穏な世界へと姿を変え、人々は押しとどめようのない混乱に巻き込まれていく。

表面には、「絶望がやってきた。愛する人の姿で」のコピーを添え、うっすらと涙を浮かべる鳴海と意味深長に指差す真治をとらえた。さらにサングラスを下げる桜井のほか、第2、第3の侵略者である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)も登場し、メインキャラクター5人が勢ぞろいしている。
今作の魅力について、長澤は「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです」と明かし、松田は「侵略者がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」とコメント。長谷川は「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」と自信をみなぎらせている。
「散歩する侵略者」は、9月9日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス