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鈴木亮平、若き日の宮沢賢治に!青春時代に焦点当てたドラマに主演

2017年3月15日 06:00

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鈴木亮平が若かりし頃の宮沢賢治に!
鈴木亮平が若かりし頃の宮沢賢治に!

[映画.com ニュース] 「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」で知られる岩手県出身の作家・宮沢賢治の青春時代にフォーカスを当てるドラマ「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」が6月から放送され、鈴木亮平が主演を務めることがわかった。若かりし頃の宮沢賢治を演じることになった鈴木は「時には周りをも巻き込んでしまう、子どもように豊かな感受性と情熱を持った“宮沢賢治”という一人の人間を、まるで今そこに生きているかのようにのびのびと演じられたらと思います」と意気込みを語っている。

魚乃目三太氏のコミックをベースとする本作は、宮沢賢治が愛した食やクラシック音楽を通じて、家族や親しい人たちとの関わりを描いている。大正10年、東京へ家出していた青年・賢治(鈴木)は8カ月ぶりに帰郷。自分の胸を熱くする“何か”を見つけられずにいたが、東京で味わったコロッケを家族に振る舞ったことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”が自らの理想であると自覚し始める。傑作詩篇「永訣の朝」にうたわれた最愛の妹・トシとの死別も紡ぎながら、賢治の輝かしい青春の日々が紡がれていく。

「『食卓』とタイトルにありますが、脚本を読んでみると、いわゆるグルメドラマの枠をはるかに超える濃厚な感動作」だったという鈴木。「“宮沢賢治”の詩の世界と、当時の東北の人々の暮らしと、素朴で美味しい料理が混じり合って、絶妙なマリアージュが生まれています。この企画、この脚本に巡り会えたことに感謝しています」と明かしている。

物語にちなみ家族との“ごはん”にまつわる思い出を回顧する鈴木。「高校時代まで、夜ご飯は必ず家族で揃って食べるというルールがあり、門限が夕方になってしまうので当時は窮屈に思ったりもしました」としつつも「今思えば家族としてのつながりが感じられる大切な時間だったなと思います」と振り返っている。そして「(本作は)“宮沢賢治”を全く知らない方でも存分に楽しんでいただける」と自信をのぞかせ「ただ泣けるだけでなく、心の深い場所まで揺さぶられる感動作になりそうですので、楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。

「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は、「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「泣き虫ピエロの結婚式」の御法川修監督がメガホンをとり、TVドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」の脚本家・池田奈津子氏が参加。6月からWOWOWプライムで毎週土曜午後10時放送。第1話のみ無料放送される。


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