【第89回アカデミー賞】作品賞は「ムーンライト」!
2017年2月27日 14:13

[映画.com ニュース]第89回アカデミー賞が2月26日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、黒人少年の成長と愛を描いた「ムーンライト」が作品賞に輝いた。
ブラッド・ピットが製作総指揮を務めた本作は、第26回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードや第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞を含む4部門受賞を果たし、第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ)を受けた。今回のアカデミー賞では作品賞をはじめ監督賞(バリー・ジェンキンス)、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、助演女優賞(ナオミ・ハリス)など8部門にノミネート。賞レースを独走し、アカデミー史上最多タイ14ノミネートの「ラ・ラ・ランド」を押さえ、見事オスカーの栄光に浴した。
本作が長編2作目となる新鋭ジェンキンス監督が、気鋭の劇作家タレル・アルビン・マクレイニーの脚本をもとに、自分の居場所やジェンダーを模索する主人公を3つの時代構成で描き出した。2人が生まれ育った米マイアミの黒人コミュニティを舞台に、過酷な環境の中でアイデンティティや愛の形を見出していく姿が、情感あふれる詩的な語り口と映像美でつづられていく。
主人公シャロンの少年期、10代期、青年期を、それぞれアレックス・ヒバート、アシュトン・サンダース、トレバンテ・ローズが演じた。ドラッグ常用者の母親演じたハリス、シャロンのよき理解者となるドラッグディーラー役のアリらが共演。4月から全国公開される。
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