弁護士から馬術のメダリストに!真実の物語「世界にひとつの金メダル」初夏公開
2017年2月21日 08:00

[映画.com ニュース] 弁護士から馬術の障害飛越競技選手になった異色の五輪メダリストの真実の物語を描く「Jappeloup」が、「世界にひとつの金メダル」の邦題で初夏に公開されることがわかった。馬術の経験がある仏俳優ギョーム・カネが、主演と脚本を兼ねた。
映画は、フランス人エリート弁護士のピエール・デュランが、築き上げたキャリアを捨て、五輪出場に向けて奮闘するさまを描いた。幼い頃から父の指導の下で障害飛越競技に打ち込んできたデュランは、父の期待から逃れるように弁護士の道を歩む。しかし、馬術への情熱が消えることはなく、再び選手として五輪を目指すことを決意。パートナーとなる馬には、小柄で気性は荒いが、才能を秘めた若馬ジャップルーを選び、ともに成長してゆく。
実際のデュランは、1984年のロサンゼルス五輪と88年のソウル五輪に出場し、ソウル五輪では金メダルを獲得。93~98年には、フランスの馬術連盟会長を歴任した。ジャップルーは、競技馬として数々の賞を獲得し、デュランとともにフランスで国民的人気を誇った。
「世界にひとつの金メダル」は、カネと、マリナ・ハンズ、ダニエル・オートゥイユ、ドナルド・サザーランドが共演する。クリスチャン・デュゲイがメガホンをとった。初夏に東京・YEBISU GARDEN CINEMA、シネマート新宿ほか全国で順次公開。
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