風間杜夫×片瀬那奈で婚活映画「こいのわ」今秋公開
2017年2月16日 12:00

[映画.com ニュース] 風間杜夫と片瀬那奈が主演を務め、婚活をテーマに描いた「こいのわ 婚活クルージング」が今秋公開されることが決まった。
少子化対策の一環として実際に行われている広島県庁の婚活事業「こいのわプロジェクト」に着想を得た物語で、風光明媚な瀬戸内海をクルージングしながら行われる船上の婚活イベントを舞台に、バツイチ、晩婚、シングルマザー、トランスジェンダー、後妻業など、さまざまな事情を抱えた男女の出会いを描く。その様子を通して、晩婚化や少子化、上昇する離婚率や生涯未婚率、長寿化による第2の人生の送り方といった、現代の日本が抱えるさまざまな問題を、ユーモアを交えながら問いかけていく。
65歳のバツイチで、豪邸に住みセカンドライフを満喫しながら、パートナー探しにも積極的という門脇誠一郎を演じた風間は、「熟年世代の婚活というシビアな現実を踏まえたうえで、ユーモアをちりばめて笑いが多く、その分だけ哀愁と現実味が際立ったのだろうか、登場人物の誰もが愛おしくて、ラストには不覚にも涙がこぼれて困った。メッセージは深い」と自信をのぞかせている。
また、風間とのダブル主演でこれが映画初主演となる片瀬は、取材も兼ねてイベントに潜入した35歳の美人独身編集者・山本ナギに扮した。自身も現在35歳で独身とあってか「脚本を読んだ時、主人公のナギが、まるでもう1人の自分を見ているかの様な感覚で是非とも演じたいと思いました」と役に共感した様子で、「作品で婚活を経験して、色んな場所で色んな人と新しく出会えるのは楽しい時間だなと感じました。私もナギと同じく独身で同じ年齢なので婚活やってみようかなと後押しされた気がします」と話している。
「デスノート」や「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」など、多彩なジャンルで活躍する金子修介監督がメガホンをとり、オール広島ロケを敢行した。今秋、広島で先行公開。以降、全国公開。
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