身長と体重が一緒のマイケル・ファスベンダー＆斎藤工、“即席漫才”披露！

全世界でシリーズ累計9600万本以上を売り上げたゲームシリーズを映画化。死刑囚カラム・リンチ（ファスベンダー）が、15世紀のスペインで幻の秘宝“エデンの果実”を守っていた先祖アギラール（ファスベンダー2役）の記憶を追体験させられ、果実の謎に迫っていく。“走る・跳ぶ・登る”の動作を極限まで追求する移動術“パルクール”が全編にわたって取り入れられ、ファスベンダー自身が体当たりのアクションに挑戦している。

会場にはフードを目深にかぶったアサシンスタイルの熱狂的ファンも多く見られ、2014年には米映画サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最も美しい顔100」の第1位にも選ばれたファスベンダーが登場すると会場には悲鳴に似た歓声が飛び交った。ファスベンダーに続いて登場した斎藤も、じっと見つめられると「あまりにも魅力的な笑顔で悩殺されそう……魅力のミルフィーユですね」とうっとり。「（皆さんからの）“お前邪魔だ”感が半端じゃないんですが、私が1番そう思っております。今日は邪魔しないように、お吸い物のような気持ちで寄り添いたい」と自虐ネタを披露したが、これにファスベンダーが「とってもいい表現だったから僕も使いたい！」と大ウケ。斎藤が「アイムスープ」と返すとファスベンダーは「テイスティー（おいしい）！」とノリのよさを見せた。

あっという間に打ち解けた2人は「身長と体重が同じ。トム・ウェイツとチーフタンズが好きなのが本当だったら唯一の共通点」（斎藤）、「僕はトム・ウェイツの『Martha』が好きなんだ。一緒に歌おうか？（笑）」（ファスベンダー）、「冗談ですよね？」（斎藤）、「うん、冗談（笑）」（ファスベンダー）と息の合った掛け合いで会場を笑いに包む。「この後一緒にお食事でもどうですか？」と誘うファスベンダーに対し、「ゴールデン街に連れていきたい」と返答するなどファスベンダーとの交流を楽しんだ斎藤は「どうすれば（ファスベンダーと）共演できるか考えながら日々の仕事を頑張りたい。監督・製作者の立場としてもオファーするだけはしてみようと思っています」と意欲満々。ファスベンダーと熱いハイタッチを交わした。

ファスベンダーから斎藤にエデンの果実を模した模型が手渡されるはずだったが、ファスベンダーは斎藤に勢いよく投げ、さらに「お客さんに投げちゃえ！」とけしかけて司会に止められるひとコマも。果実を受け取った斎藤は「空前絶後の喜びです」と、16年末に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」出演時に扮したお笑い芸人・サンシャイン池崎の決めゼリフを披露した。

「アサシン クリード」は、マリオン・コティヤールがエデンの果実を探す科学者ソフィア・リッキンに扮する。3月3日から全国公開。