「ピース」綾部、相方・又吉に仕送り2000ドル要求も……4月のNY行きに暗雲
2017年2月6日 16:00
[映画.com ニュース] メル・ギブソン、ダニー・グローバー共演の大ヒット映画シリーズを、キャスト・スタッフを一新してドラマ化した「リーサル・ウェポン Season1」のアフレコ取材会が2月6日、都内で行われ、日本語吹き替え版のゲスト声優を務めたお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二と又吉直樹が出席した。
4月から修行のため米ニューヨークへ渡ると宣言していた綾部だが、時期がずれ込む可能性を示唆。就労ビザの手続きなどの関係だそうで、「もちろん、僕は行く気満々ですよ」としながらも、「アメリカが受け入れてくれるかどうか。昨年10月に会見まで開いて(渡米を)言ったのに、これまでの間でトランプさんが大統領になるとは夢にも思わなかった」とぼやき節だ。
そんな姿に、又吉も「予定通り春には行ってくれないと、相方として恥ずかしい。皆から『綾部はいつ行くんだ?』と聞かれている」とあきれ顔。綾部は3月いっぱいで日本での仕事が終了するだけに、「夏まで行けないとなったら、各所皆さん、よろしくお願いします」とオファーを募り、「アメリカでも最悪、又吉先生からの仕送りを頂かなくてはいけないので、後ほどお話を……」と擦り寄った。
これを受け、又吉は困惑の表情を浮かべ「図書カードとかで大丈夫?」。なおも綾部が「そんなつれないことあります? セントラルパークで凍え死にますよ。本当、リアルに米ドルで、2000ドルください」と食い下がり、「多少(出発の時期が)延びてしまったら、皆さんすみません」と頭を下げると、又吉は「綾部が秋ごろまで日本にいたら、謝罪会見を開きます」と切り返し場内の笑いをさらっていた。
「リーサル・ウェポン Season1」は、命知らずのリッグス刑事と、家庭を大事にするベテランのマータフ刑事が事件を解決する姿を、コミカルかつシリアスに描く。ピースの2人が参加したのは、リッグスとマータフが最初の事件に挑む第1話「最悪のコンビ」。綾部は本エピソードの中核とも言える輸入業者リヴォン、又吉はリッグスに組み伏せられるギャング男に声を吹き込んだ。3月28日からWOWOWで毎週火曜午後10時放送。