「常にお部屋で流しっぱなし」松井玲奈が語るデジタル配信サービスの魅力
2017年1月24日 17:00

[映画.com ニュース] 昨年開催された「映像コンテンツ デジタル配信セミナー2016」に特別ゲストとして登壇し、「それぞれに種類、得意な分野、ジャンルが違う」と常に5、6種類のデジタル配信サービスを活用していることを明かした女優・松井玲奈が、魅力と楽しみ方を映画.comに語った。
「デジタル配信を見ている時間は本当に長いです。いつでも自分の好きな時に、好きなものが見られることが、やっぱり一番楽しいなと思っていますから、家に帰ってすぐパソコンやタブレットを起動して、デジタル配信を見ることが多いです」と言う松井。「常にお部屋で流しっぱなしです」と笑顔で断言、「(好きなものが常に流れているというのが)重要ですね。本当に、どんどん色んなコンテンツが充実してきているので、逆に今日はどこで何を見るか悩むぐらいです」と、完全に生活の一部となっていることを強調した。
きっかけは、「タブレット端末を持つようになった」こと。それまでも、DVDプレイヤーを使って移動中に映画を楽しんでいたという彼女だが、「『あ! この(タブレットの)中で、映画が手軽に見られるんだ!』ということに気づいてからは、(どのようなサービスがあるか)色々と調べていきました」。
数千曲を持ち歩けるデジタル音楽プレイヤーの登場が音楽の聞き方を劇的に変えたように、常に数千タイトルの作品の中から、自分の見たいものを選び出すことができるデジタル配信もまた、映画やドラマの楽しみ方を大きく変えている。松井も「今までの映画の見方とは変わりましたね」と同意する。そして、「自分が見てきたものからおすすめしてくれる機能がありますから、『この作品は今まで知らなかったけど、じゃあ見てみよう』って。気になった作品からどんどんどんどん広がりが生まれていく感じがしてワクワクしますね」と目を輝かせる。知らなかった映画の出合えることも、大きな魅力と感じているのは間違いない。
多種多様なサービスが提供されているデジタル配信だが、松井は「いまたくさん(サービスが)あり過ぎて、どこの配信で見たらいいんだろうって悩んでしまっている方も多いと思うんですけど、調べると、配信元によって得意なジャンルが全く違っていて、海外ドラマが強いところだったり、映画が強かったりがあるんです。自分の好きなものに応じて、サービスを選択して見ていただくのが一番いいんじゃないかな」と、いくつものサービスを使いこなしているユーザーとしての活用法を語る。
また、人気作「アメリ」を例に挙げ、「クリームブリュレを割るシーンがとっても有名ですよね? 友達に『面白いから1回見たほうがいい』って言われていたんですが、私はずっと見たことがなくて。“おすすめ”に並んでいたから見てみたら、クリームブリュレのシーンって一瞬なんですね(笑)。あまりに短くてびっくしりましたけど、そういうのを手軽に知ることができるのもデジタル配信ならではですよね」とデジタル配信の利点を明かした。
「配信を使うようになって見る映画の本数も2倍ぐらいになって、毎日楽しいです」と話す松井。「映画やドラマが好きならすごくおすすめだと思います」と映画・ドラマファンへメッセージを告げ、毎日の生活で好きな作品を流しっぱなしにするというスタイルについては「変わらないと思います(笑)」と笑顔を見せた。
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