佐々木蔵之介が馬乗り、飛び蹴り…「破門」で見せる壮絶アクション
2017年1月18日 10:00
[映画.com ニュース] 佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がダブル主演し、黒川博行氏の第151回直木賞受賞作を映画化した「破門 ふたりのヤクビョーガミ」から、ヤクザの桑原を演じる佐々木の、体を張ったアクションシーンの場面写真が公開された。
一見するとスマートだが、すぐにキレるヤクザの桑原と、口は達者だがヘタレで貧乏な建設コンサルタントの二宮(横山)が、桑原の所属する二蝶会の金を持ち逃げした映画プロデューサーを探し、ドタバタの追走劇を繰り広げる。佐々木扮する桑原は、整った身なりから今どきのビジネスマンのような雰囲気をかもしながら、一度スイッチが入ると誰も手が付けられない暴れ馬と化す男で、映画のクライマックスで怒とうのアクションを展開。公開された場面写真には、巨体の男相手に馬乗りになりストールで首を絞め上げる様子や、相手の肩の高さからの飛び蹴りといった激しいアクションが収められている。
これまでの作品では見せたことのないような、ハードなアクションが必要な桑原役を演じるにあたり、佐々木はどのように役を作っていくべきか迷いも抱えながらクランクインしたそうだ。しかし、撮影初日と2日目に続けて激しい乱闘シーンがあり、人物像が固まる前に桑原として過酷な撮影を続けてこなしたことで、身体感覚で桑原の人物像を掴むことができたといい、そんな佐々木が演じる桑原のアクションが、同作の見どころのひとつにもなっているという。1月28日から全国公開。