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石井裕也監督最新作「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」がベルリンでワールドプレミア上映

2017年1月18日 05:00

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「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の一場面
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の一場面
(C)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会

[映画.com ニュース]石井裕也監督が、最果(さいはて)タヒさんの詩集をモチーフにした「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」が、第67回ベルリン国際映画祭(2月9~19日)のフォーラム部門でワールドプレミア上映されることが決定。あわせて、ダブル主演を務める石橋静河池松壮亮の姿をとらえた場面写真もお披露目された。

同作は、石井監督が最果さんの同名詩集の世界観を基に、排他的な東京で生きづらさを抱えながら暮らす若者2人のラブストーリーとして脚本を完成させた意欲作。公開された場面写真は、ティザーポスタービジュアルにも使用されているもので、看護師として働く傍ら、夜はガールズバーに勤務する美香(石橋)と、死の気配を常に感じている日雇い労働者の慎二(池松)が、夜の街で同じ方向をじっと見つめている様子を切りとっている。

ベルリン国際映画祭出品の一報を受けた石井監督は「詩を映画化するというのは、僕にとって全く新しいチャレンジングな試みでした」と振り返る。そして、今作は“今の東京”の姿を活写しているとして「“どうしてもあまり好きになれない東京、でも少し素敵な東京”が、海外の人たちにどう見られ、どう受け止められるのか、今からとても楽しみです」と期待を膨らませている。

カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭と並び、世界三大映画祭のひとつに数えられる同映画祭。世界三大映画祭への参加は初めてとなる石橋と池松は「必死でもがいた日々が一つの作品になることは、映画の世界に入ったばかりの私にとって大きな衝撃であり、喜びでした。そしてその作品が海を越えてベルリンに行くことは、想像を超えた喜びです」(石橋)、「石井監督が切りとった、石井組が切りとった今の東京というものがベルリンの観客にどう映るのか、とても興味深く楽しみです」(池松)と歓喜のコメントを寄せている。

なお、本作はプレス試写を含め、同映画祭で計5回の上映が決まっており、石井監督、石橋、池松は2月13、15、16日に行われる舞台挨拶とQ&Aに登壇する。「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、17年5月13日に東京・新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースで先行公開、5月27日から全国順次公開。

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