新旧捜査官が肩を並べる「ブレードランナー 2049」ビジュアル&H・フォードらの重要証言を入手!
2017年1月10日 05:00

[映画.com ニュース] SF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」に出演するハリソン・フォードとライアン・ゴズリングが、劇中の世界観のなかで肩を並べて立っているツーショット写真が、このほどお披露目された。さらにゴズリングの役名、物語の核心に迫るフォードらのコメントも公開され、秘密のベールに包まれていた内容の一端が明らかになった。
1982年に製作された前作は、SF作家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を、リドリー・スコット監督が映画化したもの。人造人間レプリカント専門の捜査官・ブレードランナーのデッカード(フォード)による追跡劇を描いた。本作はその30年後である2049年が舞台となっており、ゴズリングは新人ブレードランナーの“K”に扮することが発覚。世界に未曾有の危機が迫るなか、“K”が30年間行方不明となっていたデッカードを探すという展開から物語がスタートするという。
新たなブレードランナーという重要な役どころを射止めたゴズリングは、「自分のヒーローだ」と話すほどフォードの大ファン。「ちょうどセットが独特の雰囲気の霧に包まれていた時に、どこからともなくハリソンが現れたんだ。シルエットだけでも間違えようがなかったよ。僕は彼を満足させる物をつくり上げられる事を心から願ったんだ」と念願の初体面を振り返っている。
一方、メガホンをとるドゥニ・ビルヌーブ監督は、撮影期間中にフォードと、本作では製作総指揮を務めるスコット監督と食事に出かけた際の貴重なエピソードを披露。長年ファンの間で繰り広げられている「デッカードは人間なのか、レプリカントなのか」という議論が話題にあがったようで「(議論について)ハリソンとリドリーから集中攻撃を受けたんだ。オリジナルの大ファンとしては、この夕食の席は一生の思い出になったよ(笑)」と述懐する。
「デッカードはレプリカント」との見解を示すスコット監督に対し、「レプリカントではない」と主張してきたフォード。本作最大の注目ポイントである“デッカード=レプリカント論争”に対して「これについては自分自身を喜んで検閲するよ。オリジナル版を撮影していた時から興味深い問題だったし、その時にその答えは得られていないからね」と告白。そして本作については「『十分入場料に値する』という事は言えるよ(笑)」と意味深なコメントを寄せている。
「ブレードランナー 2049」は、11月から全国順次公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ