「ブレードランナー」続編でデッカード=レプリカント論争に終止符は打たれるのか?
2016年12月30日 12:00

[映画.com ニュース] SF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」でメガホンをとったドゥニ・ビルヌーブ監督が、主人公リック・デッカードの正体が明かされる可能性について語った。
リドリー・スコット監督がSF小説の大家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化したオリジナル版は、人造人間レプリカント専門の捜査官デッカードによる追跡劇。1982年の公開当時から、ファンの間ではこのデッカードが人間なのかレプリカントなのかをめぐり、熱い議論が繰り広げられていたが、2012年にスコット監督自身が「デッカードは(レプリカントの)ネクサス6」との見解を示した。
米The Playlistによれば、ビルヌーブ監督は仏映画サイトAllocineで、「いまでも謎と呼べるなら」と言い添えながら、「レプリカントをめぐるミステリーの緊張感や、前作で明かされなかった謎を維持することが大切」と語ったという。さらに、「フォードが出演したからといって、デッカードの正体が明らかになるとはかぎらない」と含みを持たせた。これを受け、ファンの間では「デッカードは次世代のレプリカントである」、あるいは「欠陥品である」といった論争が再燃しているようだ。
続編は、2019年のロサンゼルスを舞台にしたオリジナル版の「数十年後の世界の話」と言われている。フォードがデッカード役でカムバックするほか、ライアン・ゴズリングが出演。スコットが製作総指揮を務める。日本公開は2017年11月。
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