ドッキリ番組に本物の殺人鬼襲来!「スケア・キャンペーン」17年1月公開
2016年12月26日 12:00

[映画.com ニュース] 2013年のシッチェス映画祭で、ミッドナイトエクストリーム・グランプリを受賞した「モーガン・ブラザーズ」のコリン・ケアンズ&キャメロン・ケアンズの監督コンビによる最新作「スケア・キャンペーン」が、17年1月14日から公開されることが決定。あわせて、人気ドッキリ番組のスタッフたちを恐怖のどん底に突き落とす謎の殺人鬼の姿をとらえた場面写真やポスター、予告編も公開された。
ターゲットをニセの心霊現象などで怖がらせ、その様子を隠し撮りする人気テレビ番組「スケア・キャンペーン」。無料動画サイトの台頭で人気に陰りが見え始めたことを危惧したスタッフたちが、より過激な撮影を企画し、新たなターゲットにドッキリを仕掛けようとする。だが、標的にしてしまったのは、なんと本物の殺人鬼。恐怖に逃げ惑うスタッフたちをひとりずつ血祭りにあげていく。
二転三転するストーリー展開と、テレビ番組という設定を生かした臨場感たっぷりのPOV映像が好評を博し、オーストラリアのジャンル映画祭「モンスター・フェスト」では監督賞&脚本賞を受賞。M・ナイト・シャマラン監督作「ヴィジット」で主演を務めたオリビア・デヨングが出演しており、見る者の恐怖を代弁するかのような“絶叫演技”を披露している。
予告編では、「スケア・キャンペーン」の撮影時におけるルールが明かされる。ターゲットは一般人に限り、撮影を行う病院などの施設は実在の場所を選択、そして絶対に人を傷つけないという3つのルールが設定されていたが、本物の殺人鬼が撮影現場に訪れてしまったことで事態が急転。涙ぐむ女性が発した「ドッキリなんでしょ?」という言葉もむなしく、“リアル“な殺人鬼による“ヤラセなし”の凶行が映し出されていく。
「スケア・キャンペーン」は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷の特集上映「未体験ゾーンの映画たち 2017」にて、17年1月14日公開。
(C)2015 Cyan Films Pty Ltd and Major International Pictures Pty Ltd
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