オスカー前しょう戦、LA映画批評家協会賞最多4部門制覇「ムーンライト」日本公開は17年
2016年12月7日 13:00

[映画.com ニュース] オスカーの前しょう戦のひとつとして知られる第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞・監督賞ほか最多4部門を制した「MOONLIGHT」が、「ムーンライト」の邦題で2017年に日本公開されることが決定した。
ブラッド・ピットの製作会社で、「それでも夜は明ける」などで知られるプランBエンタテインメントが手がける今作は、米マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年の心の成長を3つの時代構成で描いている。第26回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードでも作品賞・観客賞ほか最多4部門に輝いており、賞レースを席巻中だ。
ピットがエグゼクティブプロデューサーを務めるほか、麻薬常習者である主人公の母親を「007」シリーズのナオミ・ハリス、主人公の心の支えとなる麻薬ディーラーを人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で知られるマハーシャラ・アリが演じている。
「スポットライト 世紀のスクープ」や「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」など、作品賞を受賞した作品がアカデミー賞でも作品賞を戴冠していることで知られるインディペンデント映画の祭典、第32回インディペンデント・スピリット・アワードにも最多タイとなる6部門でノミネートを果たしており、これまでの受賞歴を見てもオスカー受賞が有力視されている。海外版ポスターは、3つの時代の主人公をコラージュしており、孤独感をたたえたまなざしが印象を残すデザインとなっている。
「ムーンライト」は、17年に日本公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映