山田涼介、西田敏行と初共演!東野圭吾史上最も泣ける「ナミヤ雑貨店の奇蹟」映画化
2016年12月3日 05:00
[映画.com ニュース] 「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、東野圭吾氏のベストセラー小説を廣木隆一監督のメガホンで映画化する「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に主演し、日本映画界を代表する名優・西田敏行と初共演を果たすことがわかった。
全世界での累計発行部数が500万部を突破する同名原作は、「東野作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ており、中国での映画化も決まっている。映画の舞台は、2012年と1980年。世をすねて現実に背を向けていた若者と、雑貨店を営み町の人の悩み相談を請け負う好々爺--。異なる時代で、決して交わるはずのない2人が手紙でつながる一夜の物語を描く。
山田と西田は、ともに東野作品への出演は初めて。西田との共演に興奮を隠し切れない様子の山田は、「今回初めてご一緒させていただく西田敏行さんは第一線を走り続けている尊敬する大先輩なので、共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです」と意欲をみなぎらせている。
一方の西田は、山田を「才ある俳優のひとり。特に今回の役は彼にぴったりだと思います」と太鼓判を押す。そして、「そんな山田君と私を、泣かせ名人という印象のある廣木監督がうまく料理してくださると思うので、今から仕上がりがとても楽しみです」と、1月のクランクインを心待ちにしている。
映画は、悪事を働いた敦也(山田)と幼なじみの3人の青年が古い雑貨店に逃げ込む2012年から始まる。朝まで過ごすことにした敦也は深夜、郵便受けに手紙が投げ込まれることに気づく。それは、32年前の人が書いたナミヤ雑貨店に宛てた悩み相談の手紙。この郵便受けは1980年につながっていた……。敦也らは戸惑いながらも店主に代わり返事を書くと、また手紙が投げ込まれる。これまで真面目に生きてこなかった敦也だが、人々の悩みに触れ、真剣に返事を書くうちに、いつしか人を思いやる心に気づくようになる。
山田は、今作の設定を「ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うのと同時に、やりがいを感じています」と捉えている。「喜怒哀楽という人間の感情の中で、笑うことと泣くことは生きていく上でとても大切な時間」と説く西田は、「お客さんにこの映画で心の浄化をしていただきたいし、その役を担うことができたら非常に幸せだと思います。俳優としてのこれまでの自分のキャリアをぶつけて演じたいと感じています」と意欲をみなぎらせている。
メガホンをとる廣木監督は、「原作の奇蹟をどこまでファンタジーかつリアルに描けるか、僕なりに挑戦だと思っています。初、東野原作ですがファンの期待を裏切らない、また時代を超えて楽しめる作品にしたいと思っています。初役者陣も楽しみです」とコメントを寄せている。なお、2月下旬にクランクアップを予定している今作は、2017年秋に全国で公開される。
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