蒼井優、「チャットモンチー」とセッション!「人生で一番緊張した!」
2016年11月30日 22:55

[映画.com ニュース]蒼井優が8年ぶりに映画単独主演を飾った「アズミ・ハルコは行方不明」のイベント「公開記念!前前前夜祭」が11月30日、東京・渋谷WWWで行われ、蒼井のほか、共演の石崎ひゅーい、葉山奨之、落合モトキ、メガホンをとった松居大悟監督、主題歌を担当したバンド「チャットモンチー」が出席した。
「ここは退屈迎えにきて」などで知られる作家・山内マリコ氏の同名小説を映画化。突如失踪した28歳・独身OLの安曇春子(蒼井)、春子の捜索願を模したアートを描く若者たち、男性に暴行を加える女子高生集団の姿を通じ、現代社会に生きる女性の葛藤を浮き彫りにしていく。イベントはトークショーから始まり、蒼井は出演オファーを受けた際「生き物みたいな台本だと思った」と告白。「男女で捉え方が全く異なる映画。最近まで同性同士で見た方が盛り上がれると思っていたけど、実は異性同士の方が面白いのかも」と作品をアピールした。
演技初挑戦となった石崎は「蒼井さんにお会いする前、怖いというイメージを抱いていた。松居監督には『いざとなったら僕を守ってくれ』と言ってました。そしたら『僕も一緒に泣いてあげるから』って返答されましたけど……」と裏話で観客の笑いを誘うと、蒼井も「実は私も勝手なイメージで石崎さんは怖い人だと思ってました」と暴露。だが、「でも、本読みの時に『え? 嘘でしょ……』って位、声が出てなかった。それに撮影前の決起集会では飲みすぎて過呼吸になってましたね」とあ然とさせられたエピソードを明かすと、場内は大爆笑だった。
この日は、ミュージシャンとして活動する石崎が生演奏を披露。「自分が演じたキャラクターを救うためにつくった歌」と明かす「お前は恋をしたことがあるか」「夜間飛行」「花瓶の花」をギター片手に熱唱すると、場内からは割れんばかりの拍手喝采。また、松居監督が手掛け、蒼井&石崎が出演する短編映画「花瓶に花」の上映も行われた。
続いて、松居監督から「主題歌は同世代の女性に歌ってほしかった」と熱烈なオファーを受けた「チャットモンチー」がステージに上がり、本作のために書き下ろされた主題歌「消えない星」「majority blues」を演奏。さらに“今日の3人目のメンバー”として蒼井優がサプライズで登場し、かつてTV番組でもコラボした楽曲「バスロマンス」のピアノ伴奏を担当。大歓声とともに演奏を終えた蒼井は「人生で一番緊張した!」と安堵の表情を見せた。
「アズミ・ハルコは行方不明」は、12月3日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
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