ノエル・ギャラガーが「オアシス」初ドキュメンタリーに求めたのは…
2016年11月18日 18:00

[映画.com ニュース] 2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」のバンド結成から伝説のネブワース・ライブまでの軌跡を追ったドキュメンタリー映画「オアシス スーパーソニック」で、同バンドの中心メンバーであるリアム&ノエル・ギャラガー兄弟の場面写真が公開された。
ギャラガー兄弟が製作総指揮を務めた、「オアシス」初の長編ドキュメンタリー。「古き良き時代の話ばかりする中年ロッカーの映画なんて見たくない」というノエルの言葉を受け、マット・ホワイトクロス監督はインタビューの語り手たちの現在の姿を映すことなく、2日間で25万人を動員した1996年の英ネブワースでの公演までを中心に回想。激動の時代を振り返るメンバーたちの声と、膨大なアーカイブから厳選された映像で、ファンはもちろん、そうでない人たちも当時を追体験できる。
本作のために敢行したオアシス関係者の総インタビュー時間は数百時間。不仲で有名なノエルとリアムのインタビューは個別に設定され、2人が実際に顔を合わせることはなかったが、その言葉はまるで会話をしているかのように映像と重ねられており、兄弟が実は深いところでつながっていることが浮かび上がる。
このほど公開された場面写真は、オアシスのブレーンといえるノエルが、1st・2ndアルバムのプロデューサー、オーウェン・モリスと肩を並べるレコーディング中のひとコマと、来日時に日本人と一緒にふざけた表情で写ったリアムの姿。映画本編では、デビュー前の地下室での練習風景や来日時のオフショットなど、世界初公開の貴重な映像が使用されており、同バンドの軌跡を語るうえで欠かすことのできない20曲以上の名曲とともに堪能できる。
「オアシス スーパーソニック」は12月24日全国公開。
(C)Jill Furmanovksy
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