小栗旬、野村周平ファンに気を使われ傷心
2016年11月12日 13:20

[映画.com ニュース] 小栗旬の主演で巴亮介氏の人気漫画を実写映画化した「ミュージアム」が11月12日、全国333館で封切られた。小栗をはじめ、共演の妻夫木聡、尾野真千子、野村周平、大友啓史監督が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に立った。
「るろうに剣心」「秘密 THE TOP SECRET」の大友監督がメガホンをとった本作は、雨の日にだけ起こる猟奇殺人事件を追っている刑事・沢村久志が、カエルのマスクをかぶった犯人「カエル男」に追い詰められている姿を描く。
この日は、劇中でカエル男がターゲットに“死刑”を執行していくことにかけて、抽選で選ばれた観客にもさまざまな刑を行うことに。「キャストと握手できるの刑」の当選者がステージに上がると、登壇陣は一斉に「誰のファンなんですか?」と質問攻め。声を震わせながら「小栗……あ、野村周平さん」と答えると、妻夫木は「何でちょっと気を使っているの?」と爆笑したが、小栗は「ちょっと気を使ってくれた。逆に傷ついたよ」と苦笑い。一方の野村は、「おいでおいで」と手招きし握手やハグをするなど、上機嫌でファンサービスしていた。
また「印象に残ったシーン」を問われた妻夫木は、「僕(カエル男)の家で逃げ回ったり、追いかけ回したりするシーンがあったのですが、逃げ回っている時はカエル男のマスクをかぶっていると(前が)見えない。僕は廊下が続いていると思ってダッシュしたら廊下がなくて、カメラに突っ込んでいって、お尻を強打したんです。そうしたら、みんなが『何やってるんだよ。大丈夫か』って笑っていた。この人たち、何かの刑にしてやろうかなっていうくらいに殺意を覚えましたね(笑)」と振り返った。
さらに尾野も「私は、誘拐されてクリアボックスに入れられる刑にあった。2日前にトレーニングをしたのでガッチガチの筋肉痛だったのに、クリアボックスに入って出て、入って出て。このドSがね……。ねえ、監督? 私も何かの刑にしてやろうかと思った」と恨み節。“先輩”2人が苦いエピソードを披露するなか、野村は「僕はずっと吊られていたのですが、それが初めての経験だったので楽しかったですね。文句なんて一切出てこないですね。監督には感謝しか出てこない。みんなは何かの刑にしてやりたいなんて言っていますが、僕には到底言えないですね」と大友監督の機嫌をとり、客席の笑いを誘った。
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