エマ・ワトソン演じるヒロインの姿が明らかに!「美女と野獣」の場面写真が公開
2016年11月8日 18:00
本作は、アニメ版をベースに、呪いで野獣となってしまった王子と美しい心を持つ女性ベルの心の交流を描く。「ドリームガールズ」や「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン」2部作のビル・コンドン監督がメガホンをとり、ベルと恋に落ちる野獣を英テレビシリーズ「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役でブレイクしたダン・スティーブンス、悪役のガストンを「ホビット」3部作などで知られるルーク・エバンスが演じる。オリジナルのアニメは、1992年の第64回アカデミー賞でアニメ映画史上初めて作品賞にノミネートされ、作曲賞と歌曲賞に輝いた傑作。「シカゴ」の脚本も務めたコンドン監督だけに、ミュージカルパートの演出に期待が高まる。
公開された写真は、ベルと発明家の父モーリス(ケビン・クライン)のやり取りを切り取ったもの。机にはキリンやサイをかたどったものから何らかの装置まで、モーリスが作ったさまざまな装置が並んでいる。モーリスは風変わりな人物として村人から揶揄(やゆ)されているが、ベルは父を尊敬し、かたわらで支えようとする。慈愛に満ちたまなざしで父を見つめる姿からは、ベルの心の清らかさが伝わってくるようだ。愛情深くも自立的なヒロインに扮したワトソンは「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの。ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子で、私はすぐにベルと恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と喜びを語っている。
いまだ多くが謎に包まれている本作だが、この写真からはアニメ版の再現度の高さがうかがえる。ベルの髪型や衣装にいたるまで“完コピ”されており、ベルがどのようにプリンセスへと変貌をとげていくのか、注目が集まる。
「美女と野獣」は、2017年4月21日から全国公開。
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