女王が“リアルすぎる”怪物の心臓にかぶりつく!「五日物語」閲覧注意メイキング映像公開
2016年11月1日 13:00

[映画.com ニュース] 「ゴモラ」「リアリティー」でカンヌ国際映画祭グランプリを2度受賞した鬼才マッテオ・ガローネ監督が、17世紀にイタリアで書かれた民話集「ペンタメローネ 五日物語」を映画化した「五日物語 3つの王国と3人の女」のメイキング映像が、公開された。
「シンデレラ」や「白雪姫」の原型を含んだ同著から選び抜いた3つの物語を1編の物語として再構成し、“女性のさが”をテーマに、3つの王国に住む女たちの欲望を描く本作。不妊に悩み、母になろうと渇望するロングトレリス国の女王(サルマ・ハエック)、“若さと美貌”に取り付かれたストロングクリフ国の老女(ハーレイ・カーマイケル)、オーガ(鬼)と結婚させられたハイヒルズ国の王女(ベベ・ケイブ)の3人をメインキャラクターに、美しさと不気味さをあわせ持った物語が展開する。
今回公開されたのは、ハエックの出演シーンの撮影風景。ロングトレリス国の女王と国王(ジョン・C・ライリー)は、魔法使いの教えに従い、海に住む怪物を捕らえてその心臓を食べようとする。映像では、巨大なトカゲのような怪物や、怪しくうごめく心臓が登場するほか、「フリーダ」でオスカーにノミネートされたハエックが口を真っ赤にして心臓にかぶりつくショッキングなシーンが切り取られている。
息子との会話シーンの撮影で、ハエックが周囲に役者としての意図を熱く語るシーンも収められており「息子とのつながりを生み出したいの。何かを一緒にやりたがる人っているでしょ。2人の共同作業なの。2人の間には積み重ねてきた時間がある。そこを感じさせたいの」と熱弁をふるっている。
「五日物語 3つの王国と3人の女」は、11月25日から全国公開。
(C)2015 ARCHIMEDE S.R.L. – LE PACTE SAS
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