電気を消されてもサイン会続行!「湯を沸かすほどの熱い愛」中野量太監督、釜山で神対応
2016年10月11日 19:30

[映画.com ニュース] 宮沢りえ、オダギリジョー、杉咲花、松坂桃李ら人気俳優が顔をそろえた「湯を沸かすほどの熱い愛」が10月9日(現地時間)、韓国で開催中の第21回釜山国際映画祭・A window of Asian Cinema(アジア映画の窓)部門で公式上映され、商業映画デビューを飾った中野量太監督がティーチインに臨んだ。
日本の銭湯を舞台に、余命2カ月を宣告された銭湯の女将・双葉(宮沢)が、失意に屈することなく持ち前の明るさで家族1人ひとりを支え、周囲の人々を大きな愛で包み込んでいくさまを描く。
午後8時半からの上映にもかかわらず、約350人が会場を埋めつくし、上映中は笑い声と涙を流して鼻をすする音が客席から聞こえていたという。観客から拍手喝さいで迎えられた中野監督は、質問の応酬にタジタジになりながらも、丁寧に回答。熱量に応えるため急きょサイン会を開催し、閉館時間を過ぎ館内の電気が消されても、スタッフの携帯電話の明かりを頼りに書き続けた。
“神対応”で参加者と交流した中野監督は「人生でこんなにたくさんサインをしたことは初めてです。それほど釜山のお客さんは熱かった」と興奮気味に語った。本作は、香港で年内、韓国、台湾では2017年の公開を予定しており、日本のみならずアジア各国でも注目を集めている。
「湯を沸かすほどの熱い愛」は、10月29日から全国公開。第21回釜山国際映画祭は、10月15日まで開催中。
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