ピース綾部、不退転の決意で無期限の米ニューヨーク武者修行「ビッグになるまで帰ってこない」
2016年10月8日 21:50
[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二が10月8日、都内で会見し、来年4月から米ニューヨークに無期限の武者修行に出ることを発表した。
「2年くらい前から米国で勝負したいと思い始めていた」という綾部。昨年の正月に初めてニューヨークに行き、「あこがれの場所だったし、とにかくパワーとスピードを感じた。味わったことのない感覚だった」とその思いをさらに強くしたという。
昨年7月に相方の又吉直樹が「火花」で芥川賞を受賞したことで、「15年コンビでやってきて、相方を先生と呼ぶことになるとは思っていなかった。自分もこのままでいいのかと思い、どうしてもチャレンジしてみたくなった」と渡米を決意。今年6月に、所属する吉本興業の大崎洋社長に「お笑いの野茂英雄になりたい」と直談判したところ、「爆笑されて、『オモロイやん。やったらええわ』ということになった」とあっさり容認されたという。
又吉からも「行ったらええやん。勝負してこいや」と背中を押されたそうで、「コメディアンとして行き、最終的にはハリウッドスターとして1回でいいからレッドカーペットを歩きたい。ビッグになるまでは帰ってこないつもり」と不退転の覚悟。だが、「ホームシックになって3カ月で帰ってくるかも。その時はまず雲隠れしてから土下座会見をします」と弱気なところものぞかせた。
その上で、最大のネックとなるのが全く話せないという英語で「今、勉強中で、単語のCまでいったところCOW(牛)とか。まずは2~3年かけて勉強する」と長期計画を強調。「映画やドラマが好きで、お笑いが好きで芸人なって、ドラマや映画に出てみませんかという話になったので、米国でもそうなるんじゃないかと思っている。芸能界と関係のないニューヨークの知り合いには、身長が低くて胸毛が生えていれば受ける、と言われているので」と楽観的な考えも吐露した。
あこがれは俳優の渡辺謙で、「40歳を過ぎてからハリウッドに行くのは、とんでもなくすごいこと。共演できたら最高」と夢をはせた綾部。コンビは解散せず、日本で仕事がある際は帰国する意向で「トム・クルーズが昨年来日した時に、レッドカーペットで5メートルくらい後ろを歩いていたら目が合って『横に並べよ』と呼ばれている気がした。スターというものにこだわりがある。胸を張って帰国し、五輪のように凱旋パレードをやりたいくらい」ともう想交じりに意欲を見せていた。
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