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行定勲監督&板尾創路、初対面の地・釜山でレッドカーペットをかっ歩

2016年10月7日 14:40

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釜山国際映画祭に出品!
釜山国際映画祭に出品!
(C)2016日活

[映画.com ニュース] 成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」リブートプロジェクトの1作である行定勲監督作「ジムノペディに乱れる」が、韓国で開催されている第21回釜山国際映画祭のミッドナイト・パッション部門に正式出品された。10月6日(現地時間)のオープニングセレモニーでは、行定監督をはじめ主演の板尾創路、共演の芦那すみれ岡村いずみがレッドカーペットを練り歩いた。

行定監督と板尾が初めて対面したのは、それぞれ別作品で参加した2009年の同映画祭。7年が経過し、今回は監督&主演の立場で釜山の地に降り立った。行定監督は「まさか監督と主演として、一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった」と語り、板尾も「初めて会った釜山国際映画祭で、監督の作品の主演として一緒にレッドカーペットを歩くことができてうれしい」と喜びをかみ締めた。

さらに行定監督は、「初めてお会いした時、『板尾創路の脱獄王』と僕の作品『パレード』のプロデューサーが一緒で、プロデューサーを介してお会いした」と当時を振り返る。そして「この時、板尾さんは監督として参加されていて、今回の『ジムノペディに乱れる』の板尾さん演じる映画監督の古谷という男は、この時に出会った印象も影響しています」と明かしている。

この日のセレモニーには、1000人を超えるマスコミが殺到。猛烈に焚かれるフラッシュを浴びながら、各国の映画人がレッドカーペットを練り歩いた。また、あでやかな衣装に身を包んだ芦那と岡村は、今回が初めての映画祭のレッドカーペットとなった。

「日活ロマンポルノ」リブートプロジェクトは、約28年ぶりに完全オリジナル新作を発表。行定監督のほか塩田明彦白石和彌園子温中田秀夫がメガホンをとっており、塩田監督作「風に濡れた女」が第69回ロカルノ映画祭の国際コンペティション部門・若手審査員賞に輝いたことも記憶に新しい。「ジムノペディに乱れる」は、スランプに陥り鬱屈した気持ちを抱える映画監督が、女の肌のぬくもりを求めてさまよう姿を描いた。11月26日から東京・新宿武蔵野館で公開される。

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