西川美和監督、初めて子役を演出し「子どもと関わることの豊かさ痛感」
2016年9月24日 15:00

[映画.com ニュース] 本木雅弘が約7年ぶりに映画主演を務めた「永い言い訳」のメガホンをとった西川美和監督作が、初めて子役をメインキャストに据え、演出したことへの思いを語った。あわせて、子役の藤田健心くんと白鳥玉季ちゃんが自然体で演技する姿を収めた新場面写真を、映画.comが独占入手した。
西川監督は、これまで「(子どもに)実際には体験もしていないことを想像して、涙を流させたり、芽生えてもいない負の感情をむき出しにさせたりするのは異常な人間性に導くような気がして苦手意識がありました」と、自身の作品の主軸に子役を起用してこなかった理由を明かす。
しかし、今作のメインキャストの一員として兄妹を演じた藤田くんと白鳥ちゃんを、「葛藤する私を、彼らはあっという間に飛び越えて、体も精神も成長していく」と絶賛。「自分がいかに力ない存在かということを認識しながら、大人が子どもと関わることの豊かさを痛感しました」と貴重な経験となったことをうかがわせ、「こんなに笑ったり叱ったりの多いにぎやかな現場を経験したのも初めてでした」と、2人との撮影を振り返っている。
西川監督が、第153回直木賞候補作になった自著を、自らのメガホン、脚本で映画化。不倫相手との密会中に、妻が事故死した知らせを受けた人気作家の衣笠幸夫(本木)が、妻とともに死んだ親友の遺族らとの交流を通し、誰かのために生きる幸せを知っていくさまを描く。
「永い言い訳」は、10月14日から全国で公開。
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