志田未来、竜星涼のおんぶは「お父さんみたいな安心感があった」

2016年9月24日 15:15


舞台挨拶に立った志田未来、竜星涼ら
舞台挨拶に立った志田未来、竜星涼ら

[映画.com ニュース] 志田未来竜星涼のダブル主演で感動の実話を映画化した「泣き虫ピエロの結婚式」が9月24日、全国13館で封切られ、2人をはじめ共演の新木優子御法川修監督が東京・シネマート新宿での舞台挨拶に立った。

「日本感動大賞」の第4回(2014年)大賞に選ばれた実話を映画化。皆を笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美(志田)と、透析患者で自身の運命を悲観する陽介(竜星)の純愛を描く。

「胸キュンしたシーン」を問われた志田は、竜星におんぶされるシーンをあげ「撮影しても、実際に見ても1番キュンとした。竜星くんは肩が広いので、お父さんにおんぶされてるみたい(笑)。安心感がありました」と述懐する。竜星は「喜んでいいのかな」と苦笑いを浮かべ、思わず「皆さんキュンとしました?」と観客に確認。客席から多数の手が上がると「参考になりました」と胸をなで下ろした。ふたりの親友役の新木は、佳奈美と陽介の結婚式の場面を紹介し「2人そろっての晴れ姿が目に残っている。あんな結婚式を挙げたい」とほほ笑んだ。

さらに志田は、初日を迎えた心境を聞かれ「撮影して大事に大事に温めてきたものを、今日皆さんにみていただけて嬉しく思っています」と喜びを噛みしめる。一方の竜星は、撮影時を振り返り「透析の病院に行って、先生の話を聞いた。実際の透析患者の皆さんは週に3回通院しなければならない。少しでも体感したかったので、1カ月の間、週3回決められた時間に病院を行き来した。いかないと死んでしまう、そういったことを踏まえて行くと、『行きたくないな』とかではすまされない。もどかしさみたいなものを、1カ月という短い期間だが感じることができた」と感慨深げに明かした。

またこの日は、主題歌「咲かないで 泣き虫ピエロの結婚式 Ver.」を担当したバンド「WHITE JAM」も登場し、同曲を生披露した。切なげな歌声で場内を魅了したボーカルのSHIROSEは、「映画と重なって泣きそうになりました」と感無量の面持ち。志田は「舞台挨拶来たことを忘れるくらい聞き入ってしまいました。『泣き虫ピエロの結婚式』は『咲かないで』に支えられているなと思いました」と感謝を口にした。

Amazonで今すぐ購入

フォトギャラリー

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース

映画ニュースアクセスランキング

本日

  1. ヘンリー・カビルがジェームズ・ボンドに扮するフェイク予告編、爆発的再生数を記録

    1

    ヘンリー・カビルがジェームズ・ボンドに扮するフェイク予告編、爆発的再生数を記録

    2024年4月23日 11:00
  2. 伊藤健太郎、4年ぶりに日テレドラマ出演 森本慎太郎主演「街並み照らすヤツら」の重要人物

    2

    伊藤健太郎、4年ぶりに日テレドラマ出演 森本慎太郎主演「街並み照らすヤツら」の重要人物

    2024年4月23日 06:00
  3. 菅田将暉が“狂気”に狙われる 黒沢清監督との初タッグ作「Cloud クラウド」特報公開

    3

    菅田将暉が“狂気”に狙われる 黒沢清監督との初タッグ作「Cloud クラウド」特報公開

    2024年4月23日 07:00
  4. 帰ってきてはいけない――初七日の風習から生み出された“家系ホラー”「呪葬」7月12日公開

    4

    帰ってきてはいけない――初七日の風習から生み出された“家系ホラー”「呪葬」7月12日公開

    2024年4月23日 17:00
  5. 草なぎ剛「僕の代表作になった」 主演作「碁盤斬り」に誇らしげ

    5

    草なぎ剛「僕の代表作になった」 主演作「碁盤斬り」に誇らしげ

    2024年4月23日 16:35

今週