真剣佑、カープカラーの真っ赤な髪で優勝を祝福!
2016年9月12日 20:35
[映画.com ニュース] 本田翼主演で湊かなえ氏の小説を映画化した「少女」の完成披露試写会が9月12日、都内で行われ、本田をはじめ、共演の山本美月、真剣佑、三島有紀子監督、湊氏、主題歌を担当したロックユニット「GLIM SPANKY」が出席した。
毛先を真っ赤に染めた奇抜な髪色で登場した真剣は、本作のキャンペーンで11日に広島を訪れたことについて触れ「髪を赤くしたんです。広島行くからと思って」と、リーグ優勝を果たした広島東洋カープのチームカラーを意識したことをアピール。「それを言って(広島のファンが)シーンとしても寂しいじゃないですか、でも言ったら(盛り上がったから)嬉しくて」と現地の反応を報告すると、本田と山本は「真面目ですよねえ」と感心していた。
映画は、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を抱える女子高生、桜井由紀(本田)と草野敦子(山本)の姿を描く。「高校時代の思い出」を問われた本田は、「寿司屋とカフェでバイトをしてました。一応モデルもやらせていただいていたので、仕事をいっぱいしていました」と明かす。そして「ホタテの殻をむいたり、茶わん蒸しを作ったり、熱かん作ったり」と当時を振り返り、「いらっしゃっせ!」と店員時代の独特な挨拶を披露。さらに、真剣も「僕も寿司屋で働いていたんです。アメリカだったんで、いらっしゃいませとか言わないです」と告白。客席から驚きの声が上がるなか、真剣は「カルフォルニアロールもあったが、僕はそっち派ではない」と寿司の話題で盛り上がるも、映画の話題から脱線したことに気づくと、照れ笑いを浮かべ頭を下げた。
また、舞台挨拶前に行われた会見では、ストーリーとかけて「女子高のイメージは?」という質問があがった。共学だったという本田は、劇中でいじめ描写があることをあげ「未知の世界だなと思っている。今回は女子高の一部を切り取っているので、あれが全てではないと思っているが、敦子がいじめられるシーンが衝撃的すぎて、ちょっとだけ怖いです」と告白。真剣も「女子高は『少女』のなかでしか知らないので、すごい世界ですよね。特にこの映画はすごい」と苦笑いを浮かべる。一方、女子高出身の山本は「男子の目線がない分、元気だった(笑)」とあっけらかんと話していた。
「少女」は、10月8日から全国公開。