スパイク・ジョーンズ「KENZO」新フレグランスの広告映像を監督
2016年9月12日 19:30

[映画.com ニュース] スパイク・ジョーンズが手がけた、ファッションブランド「KENZO」の新フレグランス「KENZO World」の広告映像がお披露目された。
「マルコヴィッチの穴」「かいじゅうたちのいるところ」「her 世界でひとつの彼女」などで知られるジョーンズが監督を務めた「KENZO World」広告は、女優マーガレット・クアリーが主演。グリーンのドレスを着てつまらなそうな顔をしたクアリーが、堅苦しいパーティを抜け出して、誰もいないホールや廊下で思い切り手足を広げ、くるくると表情を変えて踊りまくる。ジョーンズがスーツ姿で踊り続けるクリストファー・ウォーケンを撮った、ファットボーイ・スリム「Weapon of Choice」のPVを彷彿させる内容だ。
ちなみに、「Kenzo World」広告ではジョーンズの実弟サム・スピーゲルとエイプ・ドラムスの新曲「Mutant Brain」がサウンドトラックとして使われている。振り付けは、シーアの楽曲「Chandelier」のPVで知られるライアン・ヘフィントンが担当した。
現在21歳のクアリーはこれまで、ジア・コッポラの長編監督デビュー作「パロアルト・ストーリー」や、ラッセル・クロウ&ライアン・ゴズリング共演の「The Nice Guys」に出演。また、日本の人気漫画をNetflixが実写映画化するハリウッド版「デスノート(Death Note)」にも出演しており、同作は2017年にNetflixで全世界ストリーミング配信される。
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