「血煙の石川五ェ門」17年2月4日公開!五ェ門が過去最高にしゃべり、斬る
2016年9月10日 12:40

[映画.com ニュース] 2014年に公開された「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」の特別上映会が9月9日、東京・新宿バルト9で開催され、「LUPIN THE IIIRD」シリーズ第2弾「血煙の石川五ェ門」が、2017年2月4日に公開されることが発表された。あわせて小池健監督が手がけた原画を配したポスタービジュアル、この日の朝に完成したばかりの特報映像も披露された。
この日のイベントには小池監督、脚本の高橋悠也、浄園祐プロデューサー、音楽を担当したジェイムス下地ら前作から続投する主要スタッフに加え、サプライズゲストとして石川五ェ門役の声優・浪川大輔が出席。今作は若き日の五ェ門が主人公となるため、小池監督は「五ェ門とルパンたちの信頼関係が、まだ築けていない。その関係性を初々しく、ギラギラした感じで描きたいと思っていた」と作品の方向性を明かす。
一方、既に脚本を書き上げているという高橋は「『次元大介の墓標』を書かせていただいて、すごくエッジの効いたことが表現できる作品だなとわかったので、もっとエッジの効いたものをやりたかった。『次元大介の墓標』はPG12だったが、今回はR18指定みたいな作品を目指して書きました」と説明。浄園氏も「1作品で五ェ門役が斬った人数は過去のルパンのなかで一番だと思います」と言いきるなど、全スタッフが自信をのぞかせる。
若き五ェ門の成長はもちろん、若さゆえの未成熟な姿も描かれる。小池監督は、浪川に求める要素として「渋さはもちろん、若くてギラギラしている五ェ門。それが開眼して、成長していく感じを新しい作品に反映できれば」と語る。また、現在の寡黙なイメージとは大きく異なるという。「ちょっと嫌われるくらい高飛車な感じがいいかなと思っています。よくしゃべります」(小池監督)、「去年の新テレビシリーズをやらせていただいて、五ェ門のセリフが出てこない回があった。そこで溜まってたものを全力でぶつけて、とにかく今まで1番しゃべる、1番五ェ門も出るシーンが多い作品を作りました」(高橋)。

さらに、五ェ門が剣術を極めていく過程を、小池監督は「斬鉄剣という何でも斬れる剣がすごいという表現もあるが、どちらかという剣と五ェ門自身が一体化したような。心も身体的にも鍛錬を積んで、磨かれていく。そういう風な開眼の仕方」と解説。スタッフ陣の言葉を熱心に聞いていた浪川は「『刀を抜くまで』『抜いたら終わり』ってとっても大事だと思った。セリフが少ないから五ェ門ではない。しゃべり始める前に何を思って、どんな言葉が出てくるのか。“前”が大事。今作はそこが制御ができない五ェ門なのかなというイメージ。そこを抑え込んで、だんだん皆さんが知っている五ェ門になっていくという過程を演じられたら」と熱弁。作品詳細をまったく知らされていないにも関わらず、キャラクターへの深い理解を示す浪川に、スタッフ一同「(台本を)読んだかのよう!」「素晴らしい!」と感心することしきりだった。
「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」は、17年2月4日から公開。特報映像は公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=mJbdrllipvw)で公開中。
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