吉沢悠×増田璃子主演「ちょき」12月から東京公開 川島小鳥撮影のポスターも完成
2016年9月10日 08:00

[映画.com ニュース] 俳優の吉沢悠と新進女優の増田璃子が主演した映画「ちょき」が、12月3日から東京・渋谷HUMAXシネマで期間限定レイトショー公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルがお披露目された。第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した気鋭の写真家・川島小鳥氏が撮影を担当しており、寄り添う吉沢と増田が柔らかなタッチで切り取られている。
短編映画「転校生」や、長編デビュー作「ゆるせない、逢いたい」が国内外で高い評価を得た金井純一監督がメガホンをとり、和歌山県でオールロケを敢行。小さな町の美容師をする中年の男性と、髪を切りにきた盲目の少女の物語を描いた。
美容室を営む波多野直人(吉沢)と書道教室を営む妻・京子(広澤草)には子どもがおらず、京子は教室に通う問題児・瀬戸サキ(増田)に愛情を注いでいた。それから10年後、京子は他界し、直人の前に高校生になったサキが再び現れる。サキは視力を失い、生きる希望を持てずにいたが、直人と過ごすことで前向きな心を取り戻していく。一方の直人も、いつしかサキに好意を抱くようになる。
脚本も手がけた金井監督は、「最初の構想から4年近く経ち、ついに完成した映画。スクリーンで初めて見た瞬間、これは見た人の心に絶対に届くものになったと思いました」と自信をみなぎらせる。「盲目の少女と美容師という設定を超えて、(主演の)2人が織り成す芝居を見続けられたことが、本当に幸せでした」と振り返り、「この映画が放つやさしい光、閉じ込めている深い悲しみが、暗い映画館の中で観客の心にそっと寄り添っている……。そんな映画として届けることができたらと思っています」と願いを込めた。
さらに喪失を抱える美容師役に扮した吉沢は、作品の出来栄えを「優しい世界観で、それぞれのキャラクターを丁寧に描いている映画だと思いました。見終わった後には、じんわりと温かい気持ちが残りました」と明かす。そして「オール和歌山ロケでしたが、セットかと思うような素敵な横丁や美しい景色が、『ちょき』の空気に深みを与えてくれたのだと思います」と語っている。
全盲の少女という難役に挑んだ増田も、「撮影から8カ月経って和歌山の景色を見て、本当に素敵な場所に居たことを改めて実感しました」としみじみ。和歌山で出会った人々に思いを馳せ、「たくさんの人に支えられてこの作品が出来たことを嬉しく思いました」とコメントを寄せている。
「ちょき」は、11月19日に和歌山で先行上映後、12月3日から渋谷HUMAXシネマで期間限定レイトショー公開。
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