ヘレン・ミレン、ディズニー実写版「くるみ割り人形」に出演
2016年9月9日 17:00

[映画.com ニュース] チャイコフスキー作曲のバレエ作品で広く知られる「くるみ割り人形」を米ウォルト・ディズニーが実写映画化するプロジェクトに、新たにヘレン・ミレンが出演交渉中であることがわかった。
少女クララがクリスマスプレゼントにもらった人形が動き出すというファンタジックな設定の同バレエは、欧米ではクリスマスシーズンの定番演目。映画版には複数のアニメ作品のほか、エル・ファニングが主演した3D実写版「くるみ割り人形(2009)」がある。
今回の新作は、同バレエとE.T.A.ホフマンの原作「くるみ割り人形とねずみの王様」を下敷きにしている。オリジナル脚本「Somacell」が2012年のブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)入りした気鋭の女性脚本家アシュリー・パウエルが、2年かけて執筆した脚本「The Nutcracker and the Four Realms」をもとに、スウェーデン出身の名匠ラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとる。
ミレンの役どころは不明。なお、すでにヒロインのクララ役には「インターステラー」でマシュー・マコノヒーの娘を演じてブレイクした米女優マッケンジー・フォイ、クララにくるみ割り人形をプレゼントするミステリアスな老人のドロッセルマイヤー役にモーガン・フリーマン、シュガープラムの精(別名:ドラジェの精、金平糖の精)役にはキーラ・ナイトレイが決定している。
また、アフリカ系アメリカ人として初めて、世界最高峰バレエ団のひとつであるアメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルになったミスティ・コープランドが、本編中唯一のダンスシーンのリード・バレリーナ役を演じる。
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