「曇天に笑う」映画オリジナルキャラに小関裕太!二丁拳銃駆使する永山蓮役
2016年9月8日 05:00
[映画.com ニュース] 若手俳優の小関裕太が、唐々煙氏の人気漫画を福士蒼汰主演で実写映画化する「曇天に笑う」に出演していることがわかった。映画オリジナルキャラクターである「犲(ヤマイヌ)」の隊員・永山蓮役を演じ、本格時代劇アクションに初挑戦する。
「踊る大捜査線」「幕が上がる」で知られる本広克行監督がメガホンをとり、2011~13年に「月刊コミックアヴァルス」(マッグガーデン刊)で連載された同名漫画を映画化。明治維新後の滋賀・大津を舞台に、300年ごとによみがえる大蛇(オロチ)を封印するために立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲、大蛇を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描く。
ドラマ「ごめんね青春!」や映画「ぶどうのなみだ」「あしたになれば。」で存在感を放ってきた小関が、二丁拳銃を得意とする蓮に扮する。主人公・曇天火(福士)と犲の隊長・安倍蒼世(古川雄輝)の幼なじみで、人懐っこい性格から隊では“アイドル的存在”として親しまれるオリジナルキャラだ。
小関は、撮影を「犲のメンバーと一緒にいる時間がとても濃くて、宿泊場でも待機場所でも、もちろん撮影現場でも和気あいあいとさせていただきました!」と充実の様子で振り返る。さらに役作りについては、「原作にない映画オリジナルキャラクター。監督をはじめとするスタッフの方々からヒントを得ながら、『ムフッ』と笑う強気なキャラクターが生まれました」と明かしている。
また、ガンアクションにも挑んだが「映画内で唯一の銃の使い手ですので、男のロマンを感じていただけるのではないかと思います! テンションあがりますよ!!」と自信をみなぎらせる。そして、「アクションの種類として、刀とは全く別の動きだったのでなかなかの苦戦具合でしたが、銃口から火炎を放ちながら気持ちよくできました」と語り、「撮影が終わった今、もっとスキルアップしたいと思うので、今回お世話になったガンエフェクターの方にまた教えていただきたいなと企んでおります」と意欲を見せている。