中村祐太郎監督「太陽を掴め」劇判を「味園ユニバース」などの池永正二が担当
2016年9月8日 17:00

[映画.com ニュース] 第27回東京学生映画祭で「雲の屑」がグランプリと観客賞をダブル受賞した中村祐太郎監督の長編劇映画「太陽を掴め」の劇伴を、叙情派インストゥルメンタルユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」のバンドマスターで、「味園ユニバース」で日本映画批評家大賞2016 映画音楽賞を受賞するなど、トラックメイカーとしても活躍する池永正二が担当することがわかった。
作品は、元子役で現在ミュージシャンとして活動するヤット、フォトグラファーのタクマ、タクマの元恋人のユミカを中心に、音楽を題材にして、それぞれに歯がゆさを感じながらも日々を生きる都会の若者たちを描く青春映画。激しくエモーショナルな楽曲、優しく寄り添うような楽曲と様々なメロディが彩る。池永による疾走感溢れる劇伴を起用した特報が現在公開中(https://youtu.be/lm_DyCppsrY)。
中村監督は「『真っ赤な青春群像劇』である『太陽を掴め』には、叙情的でエネルギッシュな劇伴が必要でした。池永正二さんと制作中の劇伴によって、まるで鮮血がほとばしるような感情が映画に与えられました。本作が完成を迎えたとき、きっと武者震いが起きることだろうと思います」と明言。池永は「叫び、悩み、挫け、泣き、走り、また叫び、ぶつかり合って散り散りに弾けとんでしまう。めずらしい程に純粋な青春映画です。今、制作中なのですが、とても良い映画になりそうです」と語っている。
キャストは、主演の吉村界人、浅香航大、岸井ゆきのに加え、三浦萌、森優作ら若手俳優たちが集結。さらに、柳楽優弥(友情出演)、古舘寛治、内田淳子、松浦祐也と演技派俳優陣が出演している。
12月下旬よりテアトル新宿ほかで公開されるが、公開前の11 月12 日から25日 まで渋谷アップリンクで「中村祐太郎監督全作特集上映」の開催も決定。また、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で制作・劇場公開支援も募っている(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。
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