「君の名は。」8日間で興収27億、観客動員212万人突破!ラッド野田が感謝のライブ
2016年9月3日 16:50

[映画.com ニュース] 新海誠監督の長編アニメーション最新作「君の名は。」の大ヒット御礼舞台挨拶が9月3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、新海監督をはじめ、声優を務めた神木隆之介、上白石萌音が出席した。8月26日に封切られた本作は、2日までの8日間で興行収入27億1200万円、観客動員数212万7800人を記録。MCが「単純計算すると1日の平均動員数が約26万人。東京ドーム5つ分の人が来場していることになる」と伝えると、主人公・瀧役の神木は「東京ドーム1つを満員にするのだって大変なのに!?」と目を丸くする。一方、新海監督は「ちょっとよく分からない(笑)。本当ですか? やっぱり嘘っぽい。実感はゼロですね。ひたすら有り難いなと思います」と率直な思いを明かした。
これを記念し、この日は音楽を担当したバンド「RADWIMPS」がサプライズで登壇。同バンドが本作のイベントに出るのは、これが初めて。ボーカルの野田洋次郎は、アコースティックで演奏ことになり「作品に1年半関わった。夏に初めて完成した映画を見て、心から感動して、自分にとって一生残るものだと思った。関わらせてもらって幸せでした。監督、見ていた皆さん、一緒に作ったメンバー、神木くんと上白石さん、感謝の気持ちを込めて歌います」と本作に関わる全ての人へ思いを伝えると、主題歌「前前前世(ぜんぜんぜんせ)」を熱唱。続く2曲目「なんでもないや」は、客席で「ボロボロ泣きながら見ていた」というヒロイン・三葉役の上白石が、急きょボーカルを務めることになり、透明感のある歌声で場内を魅了した。
ライブ終了後、上白石は「18年間のあいだで一番幸せな時間でした。一生の思い出です」と感無量の面持ち。野田も「『ストーリーから思い浮かぶ曲を書いてみてくれませんか』と言われて、最初に作ったのが『前前前世』。逆に『なんでもないや』は一番最後まで時間がかかった。だから2曲でこの1年半。始まりと終わりというか。僕のなかでは1つの物語になっている。この2曲で物語を閉じ込められたらと思って作った」と喜びを噛みしめる。新海監督も「三葉の歌う『なんでもないや』ですもんね。三葉が歌ってるんだって思うと、特別な時間でした」といい、「2年間作ってきたことへのご褒美のような時間でした」とほほ笑んだ。
「君の名は。」は、心と体が入れ替わる不思議な夢を通してお互いの存在を知った高校生の男女が運命に翻ろうされる姿を描いている。
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