カナダ版アカデミー賞3冠の戦争映画「ハイエナ・ロード」、日本公開は10月1日!予告編も完成
2016年9月2日 14:00

[映画.com ニュース] カナダ版アカデミー賞と称される「カナダ・スクリーン・アワード」で視覚効果賞、録音賞、音響編集賞の3冠を達成した戦争アクション「ハイエナ・ロード」の日本公開日が10月1日に決定し、死と隣合わせの過酷な任務を遂行する兵士たちの姿をとらえた場面写真と予告編が披露された。
15億円の製作費を投じた本作は、「A TIME OF WAR 戦場の十字架」のポール・グロス監督が綿密な取材のもと脚本を執筆し、アフガニスタンに駐留するカナダ軍の姿を描いた。2001年9月に発生したアメリカ同時多発テロに端を発するアフガニスタン紛争で、カナダ軍はタリバン掃討作戦を遂行し、11年までの間に150人を超える兵士が犠牲になった。グロス監督は、映画の構想段階で戦地に渡り、カナダ軍の前線基地に長期間滞在。死の危険を伴うパトロールに参加するなどして、戦場の実状を作品に落とし込んだ。
物語の舞台は、イスラム系武装組織タリバン発祥の地といわれるアフガニスタン・カンダハル。至るところに地雷が仕掛けられたエリアで、「ハイエナ・ロード」と呼ばれる復興道路建設に従事するカナダ軍狙撃部隊のライアンは、敵の総攻撃にあうも偶然逃げ込んだ村の長老に救われる。ある極秘任務に就いている情報将校のピートは、長老が地元の有力者たちに絶大な影響力を持つ「伝説の戦士」であると確信し、ライアンを連れ長老と接触を図る。
予告編は、ライアンとピートの対照的な姿が映し出される。「自分の銃弾がいつか世界を変える」という信念を胸に、真っすぐな眼差(まなざ)し銃を構えるライアン。一方ピートは、任務遂行の障害になるならば、幼い少女を見殺しにすることもいとわない。さらに、爆撃によって巨大な岩が吹っ飛ぶ場面、スナイパーが岩陰で息をひそめ敵を狙うシーンなど、緊迫感あふれるリアルな戦争描写が連続する。
「ハイエナ・ロード」は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われる特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ(WEC)2016」で10月1日から公開。
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