「夢のチョコレート工場」ジーン・ワイルダーさん83歳で死去
2016年8月30日 11:14

[映画.com ニュース] 「夢のチョコレート工場」(1971)のウィリー・ウォンカ役で知られる米俳優ジーン・ワイルダーさんが8月29日(現地時間)、米コネティカット州の自宅で死去した。83歳だった。
おいのジョーダン・ウォーカー=パールマン氏が発表したもので、ワイルダーさんはアルツハイマー病の合併症により他界したという。ウォーカー=パールマン氏は声明の中で、「この時まで病状について公表しなかったのは虚栄心からではなく、彼を見て『ウィリー・ウォンカがいるよ』と叫んだり、笑顔になったりする大勢の子どもたちのためでした」と説明している。
メル・ブルックス監督のコメディ作品で大活躍したワイルダーさんは、同監督の「プロデューサーズ(1968)」でアカデミー賞助演男優賞、「ヤング・フランケンシュタイン」(74)ではブルックス監督とともにアカデミー賞脚色賞にノミネートされた。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、ブルックス監督は「私たちの時代における真に素晴らしい才能の持ち主、ジーン・ワイルダーが逝ってしまいました。私たちがともにつくったすべての映画に、彼は特別な魔法をかけてくれました。私の人生に友情をもたらしてくれました。とてもさみしいです」と追悼コメントを寄せている。
ワイルダーさんは、“最も偉大なコメディアン”と称賛され続けているリチャード・プライアーさんとの共演でも知られ、「大陸横断超特急」(76)、「スター・クレイジー」(80)、「見ざる聞かざる目撃者」(89)、「サギ師とウソつき患者」(91)などでタッグを組んだ。「見ざる聞かざる目撃者」では脚本も兼ね、その他「新シャーロック・ホームズ おかしな弟の大冒険」(75)や「ウーマン・イン・レッド」(84)ではメガホンをとった。
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