「スクール・ウォーズ」名場面で「悔しいです!」と泣きたかったのは山下真司!?
2016年8月27日 17:15

[映画.com ニュース] 1984~85年に放送され、国民的人気を誇った山下真司主演ドラマ「スクール・ウォーズ」のブルーレイ発売記念スペシャルトークライブが8月27日、都内で行われ、山下をはじめ、ラグビー日本代表の田中史朗選手、主題歌「ヒーロー」を担当した歌手の麻倉未稀が出席した。
「スクール・ウォーズ」は、ノンフィクション「落ちこぼれ軍団の奇跡」(馬場信浩著)を題材に大映テレビが制作し、一世を風びした伝説のスポ根ドラマ。校内暴力で荒れる川浜高校に教師として着任したラグビー元全日本代表の滝沢が、無名の弱小チームだったラグビー部を全国大会に導くまでの道のりを描く。
ファンの間で語り継がれる名場面といえば、109対0で大敗した選手たちに山下扮する滝沢が喝を入れ、全員が「悔しいです」と涙するシーン。現役ラガーマンの田中選手もお気に入りだというと、山下は「あそこはカット数が100カット以上ある大切なシーン。撮影当日は、午前中に『悔しくないのか!』の手前まで撮った。テンションあげあげで。そうしたら、途中で昼休みになったんですよ。生徒は『近くのファミレスに行ってきます』と言うから『こんな大切な時間に飯食って胃袋に血がいったら、撮影なんかできるわけねえじゃねえか!』って言ったら、『大丈夫ですよ』って飯に行っちゃって」。そして、「そういった手前、おれは飯に行けないないじゃないですか。テンション上げてずっと1人で待っていて、『飯食った幸せそうな顔して出来るのかよ』って怒鳴った。でも本番やったらあの名場面になったんですよ。だからあれを見て本当に悔しかったのは俺なんですよ(笑)」と当時の裏話を披露し、客席の笑いを誘った。
事前に寄せられたファンからの質問に答える場面では、「試合へのモチベーションを上げるために、話し合いはしている?」という問いに対し、田中選手は「話し合いは大事なのでしている」と回答。だが「寂しいのは、(選手の)皆さんがスマホを持ってらっしゃるので、携帯を使う時間が増えていること」と続けると、山下は「誰だスマホを持っているのは! 五郎丸か!?」と椅子から立ち上がり問い詰める。田中選手は「いえ、みんな持っているので」とたじろいだが、山下は「ポケモンとかやっているんじゃないだろうな!」と興奮気味に話し続けていた。
また、2019年のラグビーワールドカップへの意気込みを聞かれた田中選手は、「日本のファンはもちろん、世界の人たちが楽しめるワールドカップにしたい。いろんな案を日本国民全員で出し合って、いろんなアイデアを取り入れて、今までにない最高のワールドカップにしたい」と表情を引き締める。ここでも山下は「でもやっぱり勝たなきゃだめでしょ!」と鼻息荒く訴え、15年のワールドカップやオリンピックの活躍をあげ「最後まで諦めない選手の姿には感動しましたね」と熱弁をふるった。
「スクール・ウォーズ」を初めてブルーレイ化した「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ Blu-ray BOX」は、9月7日発売。価格は通常版が3万3600円、大木大助の背番号「8」をプリントしたユニフォームが付属する豪華版は4万2000円(税抜き)。
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