「ゾンビ」4K版がベネチア国際映画祭で上映!D・アルジェントが出席
2016年8月25日 08:00

[映画.com ニュース] ゾンビ映画のパイオニア、ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」(1978)の4Kレストア版が、8月31日(現地時間)にイタリアで開幕する第73回ベネチア国際映画祭のベネチア・クラシック部門で上映される。
英Screen Dailyによれば、今回上映されるレストア版は、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェントがヨーロッパ市場向けに編集・音響効果を手がけたバージョンだという。9月2日の上映には、アルジェントと、「ドライヴ」の監督ニコラス・ウィンディング・レフンが出席するという。
アルジェントは「何年も経ったいま、『ゾンビ』が再上映されることをとてもうれしく思っています」とコメント。「私のキャリアにとっても、ジョージのキャリアにとっても大切な作品なので、すばらしい思い出が詰まっています」と語った。
ベネチア・クラシック部門は、古典映画のレストア版やドキュメンタリー映画を特集する部門。今年は、黒澤明監督「七人の侍」(54)の4Kデジタル・リマスター版もラインナップされている。
第73回ベネチア国際映画祭は、8月31日~9月10日開催。サム・メンデスが審査委員長を務めるコンペティション部門には、トム・フォードの監督2作目「Nocturnal Animals(原題)」や、ドゥニ・ビルヌーブ監督のSF映画「Arrival(原題)」、パブロ・ラライン監督×ナタリー・ポートマン主演「Jackie(原題)」、ビム・ベンダース監督の3D映画「Les Beaux Jours D'aranjuez(原題)」など20作品が出品される。
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