鈴木奈々、1カ月の猛特訓で「グランド・イリュージョン」“雨止め”に成功！

華麗なイリュージョンで汚れた金を奪い、世の中に還元するイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」の活躍を描いた「グランド・イリュージョン」（2013）の続編。新たなターゲットとしてハイテク企業の不正を暴こうとしたフォー・ホースメンだったが、天才エンジニアのウォルター・メイブリー（ダニエル・ラドクリフ）にイリュージョンを見破られ、反対に追い詰められていく。

7月29日に行われたイベントで“日本版フォー・ホースメン”を結成した4人は、劇中の見せ場である「雨を止める」「雨を逆さに降らせる」というイリュージョンに実際に挑戦。いつものハイテンションなキャラクターは鳴りをひそめ、「今年1番緊張しています。命をかけて頑張ります」と真剣そのものの鈴木は、ステージ上に降る雨に目がけて「雨、止まれー！」と叫ぶも失敗。“師匠”の新子が「信じる気持ちが足りない」と諭し、4人全員で掛け声をかけると雨が止まり、客席からは感嘆の声が上がった。続く「雨を逆さに降らせる」イリュージョンも見事に成功させた鈴木は、約1カ月にわたる猛特訓の日々を振り返り「大成功。頑張った結果が出た！」と胸をなでおろしていた。

イベントでは、新子がランダムで客を選び、客が脳内でイメージした数字を当てる“ブレインダイブ”、鈴木が客が選んだカードを剣で串刺しにして当てるマジックを披露。新子は「この映画は、全部実現可能なマジックをやっている。瞬間移動も可能です。最近、日本からリオに瞬間移動した方もいらっしゃいますが」と、リオデジャネイロオリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニーで“瞬間移動”するパフォーマンスを披露した安倍晋三首相を話題に出し、客席の笑いを誘った。

「グランド・イリュージョン　見破られたトリック」は、ウッディ・ハレルソン、デイブ・フランコ、リジー・キャプラン、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインら豪華キャストが脇を固める。9月1日から全国公開。