「YES!ディアスポリス!」高須院長が明かす、“裏トーキョー”の仰天話とは!?
2016年8月24日 18:30
[映画.com ニュース] 熊切和嘉監督がメガホンをとった松田翔太主演作「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」の応援イベントが8月24日、都内で行われた。イベントには、同作のファンを公言する高須クリニックの高須克弥院長とグラビアアイドルの森下悠里が参加した。
本作は、漫画家すぎむらしんいち氏と脚本家リチャード・ウー(長崎尚志)氏がタッグを組んだ人気コミックが原作。密入国者たちがひそかに暮らす“裏トーキョー”で、自衛のために作り上げた秘密組織「異邦都庁(通称・裏都庁)」内の警察「ディアスポリス」に所属する主人公・久保塚(松田)が、凶悪事件を繰り返すアジア人犯罪集団「ダーティ・イエロー・ボーイズ」を食い止めようと奔走するさまが描かれる。
原作の熱烈なファンで、映画と高須クリニックのコラボCMに協力したほか、本イベントに参加するため、訪問中だったリオデジャネイロオリンピックからの帰国を早めるほど入れ込んでいる高須氏は「あれは本当の話ですよ。表に出ないから“裏”なんです」と衝撃発言。「うちには中国のお客さんも多く来る。(顔が)ぐちゃぐちゃになっている患者さんもいるから、『警察に届けよう』と言うと『言わないでください。こちら側に(劇中のディアスポリスのような)お巡りさんがいて、自分たちで裁判もやります』と。お巡りさんから逃げるために整形する人も多い。『今とうんと違う顔にしてくれればいい』とも言われます。原作を読んだときに、やっと漫画で気がついた(人がいたか)と思いました」と壮絶すぎるエピソードを明かした。
高須氏のトークはますますヒートアップし、資金難のなか、リオデジャネイロオリンピックで銅メダルに輝いたサッカーのナイジェリア代表に寄付金を届けたエピソードを挙げ「映画はずいぶん上品になっている。本当はもっとすごい。ナイジェリアはあんなもんじゃなく、機関銃を持った兵士が囲んでいた」と語ったほか、「続編を作るならニセ医者の役で出たい。すごく気に入りました。イエス、ディアスポリス!」とご機嫌。銃撃されたキャラクターの死にざまをお気に入りに挙げ「中途半端に前頭葉をやられるとあんな風(けいれん状態)になる。すごく科学的に作ってある」とプロ目線で太鼓判を押した。
高須氏のペースに押され気味だった森下は、久保塚について「ファッショナブル。受け身の人で、今までにないヒーローのタイプです」と語った。
「ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS」は、柳沢慎吾、浜野謙太、須賀健太、宇野祥平、安藤サクラらが脇を固める。9月3日から全国公開。
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