「戦国BASARA 真田幸村伝」小林プロデューサー、映画「真田十勇士」を称賛
2016年8月22日 19:30

[映画.com ニュース] 堤幸彦監督が自ら演出した中村勘九郎主演の舞台劇を映画化する「真田十勇士」と、人気ゲームの最新作「戦国BASARA 真田幸村伝」の発表会が8月22日、都内で開催された。「真田十勇士」の飯沼伸之プロデューサー、「戦国BASARA」シリーズの小林裕幸プロデューサーがプレゼンテーションを行ったほか、歴史リズムネタ「本能寺の変」でおなじみの2人組ダンスユニット「エグスプロージョン」が特製ネタを披露し、盛り上げた。
関ヶ原の戦い(1600年)から14年後。元忍者の猿飛佐助(中村)は、天下の名将とうたわれる真田幸村(加藤雅也)と運命的な出会いを果たす。幸村が運に恵まれただけの気弱な“腰抜け男”だと知った佐助は、抜け忍仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)と組んで「真田十勇士」を結成し、幸村を名実共に天下一の武将に仕立て上げようとする。
いち早く映画を鑑賞したという小林氏は「大スペクタクル。ガチアクションをみんながしていて、堤監督ならではのコミカルな部分もある。すごい出来です。(映画版の)佐助はBASARA(版)の佐助と似ている」と絶賛。「(映画は)最初、アニメから始まるんですよ! 十勇士がそろうシーンがすごく格好いい」と目を輝かせた。リズミカルな音楽とキレのあるダンスで会場を魅了した、エグスプロージョンのまちゃあきとおばらよしおは「真田十勇士には諸説あって、どの説で行くのかも歴史好きにはたまらない」(まちゃあき)と期待を寄せた。
飯沼氏は「全2000カット中1200がCGを使っています。音も7.1ch(チャンネル)なので、音の洪水で耳が痛くなるくらい。(真田軍の拠点である)真田丸は約1カ月かかって実際に作り上げました」とスケール感に自信を見せた一方、「『戦国BASARA 真田幸村伝』の真田丸がすごかった」とゲーム版に興味津々。エグスプロージョンと共に、小林氏がゲームをプレイする様子に熱心に見入っていた。
イベントでは「真田十勇士」の予告編や「戦国BASARA 真田幸村伝」のオープニングムービーが公開されたほか、中村がビデオメッセージを寄せた。中村の「真田幸村が有名になったのはBASARAからですね」というコメントに対し、飯沼氏は「中村さんは撮影の合間にもゲームをしている。これで歴史を知った、と言っていた」とファンぶりを明かす。小林氏は「中村さんの口から『BASARA』が出てうれしい」と感動の面持ちだった。
「真田十勇士」は、永山絢斗、高橋光臣、村井良大、加藤和樹、駿河太郎、荒井敦史、望月歩、青木健が十勇士に扮するほか、石垣佑磨、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健、大竹しのぶといった豪華キャストが脇を固める。9月22日から全国公開。PS4・3用ソフト「戦国BASARA 真田幸村伝」は、8月25日発売。
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