「真田十勇士」を舞台版から知る3俳優が見た、勘九郎&桃李&優子は?
2016年8月8日 19:30

[映画.com ニュース] 堤幸彦監督が自ら演出した中村勘九郎主演の舞台劇を映画化する「真田十勇士」のヒット祈願イベントが8月8日、東京・日テレタワーで開催中の「超汐留パラダイス2016」の特設ステージで行われ、出演者の高橋光臣、村井良大、石垣佑磨が参加した。
関ヶ原の戦い(1600年)から14年後。元忍者の猿飛佐助(中村)は、天下の名将とうたわれる真田幸村(加藤雅也)と運命的な出会いを果たす。幸村が運に恵まれただけの気弱な“腰抜け男”だと知った佐助は、抜け忍仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)と組んで「真田十勇士」を結成し、幸村を名実共に天下一の武将に仕立て上げようとする。「轟轟戦隊ボウケンジャー」の高橋と「仮面ライダーディケイド」の村井はそれぞれ十勇士のメンバー、筧十蔵と海野六郎に扮している。石垣(「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」)は、里の裏切り者である佐助と才蔵を狙う忍者・仙九郎を演じている。
14年に初演された舞台版からの付き合いとなる3人は、映画版の共演者について「(中村)勘九郎さんはなんでも完ぺきにこなすけどお茶目。役者としてはすきがないのに、人としてはすきだらけ。(松坂)桃李くんは絶世の美男子。なかなかあんなにシュッとしている人はいない」(高橋)、「(火垂を演じた)大島優子さんはとてつもない運動神経がある。ワイヤーアクションも1発OKでしたし、立ち回りにもセンスを感じた」(石垣)と語った。
「日本で今年、1番すごい映画」(石垣)、「今年の1番を取る!」(高橋)と気合いと自信をみなぎらせた3人だが、手ごたえの裏には相当に過酷な撮影があったそうで「撮影は真冬で、雪で中断してしまうこともあった」(石垣)、「夜中1時くらいまで撮影していた。石垣さんはずっとワイヤーでつられていた」(高橋)、「寒さのなか、10キロの甲冑(かっちゅう)を着て走り回るのが本当に大変だった」(村井)と振り返る。中でも石垣は「御殿場のロケで、日本でもあまり使われていない人間を飛ばす機材を使った撮影があったんです。3メートルくらい飛ぶんですが、撮影が夜中の3時で足が固まっちゃって、頭から落ちちゃった。気温はマイナス3℃でしたね」と一歩間違えれば大けがになりかねなかった壮絶な体験を明かし、高橋と村井は目を丸くしていた。
3人はヒットを祈願して「逆立ちで腕立て伏せ」「ロシアンルーレット」「けん玉」といったミッションに挑戦。腕立て伏せに挑んだ石垣が上着を脱いでタンクトップ姿になると、観客からは歓声が上がっていた。
「真田十勇士」は、永山絢斗、加藤和樹、駿河太郎、荒井敦史、望月歩、青木健が十勇士に扮するほか、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健、大竹しのぶといった豪華キャストが脇を固める。9月22日から全国公開。
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