「東京喰種」リゼ役は蒼井優!鈴木伸之&大泉洋がCCG捜査官に
2016年8月6日 05:00

[映画.com ニュース] 累計発行部数1800万部を誇る石田スイ氏の人気コミックを、窪田正孝&清水富美加の共演で実写映画化する「東京喰種」に、蒼井優、鈴木伸之(劇団EXILE)、大泉洋が出演することが明らかになった。
人間の姿をしながら人を喰らう怪人「喰種(グール)」が跋扈(ばっこ)する東京を舞台に、半喰種となった青年カネキが苦悩しながら、喰種と人間たちとの戦いに巻き込まれていく姿を描くダークファンタジー。読書が趣味の平凡な大学生カネキはある日、馴染みの喫茶店「あんていく」で、自分と同じ作家が好きな少女リゼと出会ったことから運命が大きく変わっていく。主人公カネキを窪田、ヒロインとなるトーカを清水が演じることが決まっている。
新たに発表されたキャストのうち、蒼井はカネキの運命を大きく変える少女リゼこと、神代利世(かみしろ・りぜ)に扮する。理知的で清楚な女性を振る舞っているが、本性は奔放かつ貪欲な大喰いの喰種で、「あんていく」に通うカネキに目を付け、捕食するためデートに誘い出すという役どころだ。
知人の勧めで原作コミックを読んだばかりだったという蒼井は、オファーに驚きながらも「漫画原作の実写化が難しいことに変わりはないので、映画がその壁をどう超えるのか楽しみです。スタッフみんなの思いが通じ合っている撮影現場の雰囲気を、とても頼もしく感じています。気負い過ぎず頑張りたいと思います」と現在の心境を語っている。
鈴木と大泉は、日本における対喰種機関「喰種対策局」(英名:Commission of Counter Ghoul)こと「CCG」の捜査官役を担当。捜査官養成学校を主席で卒業し、ハードなトレーニングによって高い格闘能力を誇る一等捜査官・亜門鋼太朗(あもん・こうたろう)を鈴木、家族を喰種に奪われた過去を持つ上等捜査官で、ベテランだが同僚からは変人扱いされている真戸呉緒(まど・くれお)を大泉が演じる。
鈴木は「原作の一ファンとして、亜門鋼太朗がすごく素敵で魅力的な登場人物なので、身を粉にして今回演じさせていただきます。真戸役に大泉洋さんとこの上ない方と、CCG側をしっかりチームワークを持ってやらせていただければと思います」と気を引き締め、大泉は「役者として大きな挑戦であり、非常にやりがいを感じています。役と真摯に向き合い、皆さんの想いに応えられるように全力で頑張ります」とコメントを寄せている。映画は、来夏公開。
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