J・マカボイとJ・ローレンスが一触即発!?「X-MEN:アポカリプス」本編映像独占入手
2016年8月5日 19:30
[映画.com ニュース] マーベルコミック原作の人気シリーズ最新作で、ジェームズ・マカボイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらが顔をそろえた「X-MEN:アポカリプス」の本編映像を、映画.comが独占入手した。
ミュータントと呼ばれる超能力を持った者たちの戦いを描く「X-メン」(2000)の前日譚(たん)「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)、「X-MEN:フューチャー&パスト」(14)に続く“新3部作”の完結編。舞台は1983年。人類の文明誕生以前から“神”として君臨していた最古かつ最強のミュータント・アポカリプス(オスカー・アイザック)が復活し、プロフェッサーX(マカボイ)たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
映像では、前作「X-MEN:フューチャー&パスト」で再び別々の道を歩むことになったプロフェッサーXとミスティーク(ローレンス)の再会シーンが切り取られている。ミュータントの子どもたちの学び舎“恵まれし子らの学園”を訪れたミスティークは、「家に帰ってきてくれてうれしいよ」と話しかけるプロフェッサーXに対し、「私の家じゃない。あなたの家よ」とバッサリ切り捨てる。
プロフェッサーXは「僕はこの屋敷を本物の学校にしたい。ミュータントと普通の人間が共に学び、手を取り合って一緒に成長する大学にね」と理想を分かち合おうとするが、思想の違いから“相棒”だったプロフェッサーXの元を離れたミスティークは「子どもに戦い方を教えないと、一生ここでしか生きられない」と訴える。耳の痛い言葉を聞いたプロフェッサーXは、「君が言うことはまるでエリック(マグニートー)と同じだな」と顔をしかめる。両者の違いが浮き彫りになるシーンであると共に、シリーズの根幹に横たわる“ミュータントとしての生き方”をめぐる重要シーンといえる。映像は、ミスティークがマグニートー(ファスベンダー)の居所を探るようにプロフェッサーXに頼み込むシーンで幕を閉じる。
“シリーズ生みの親”でもあるブライアン・シンガー監督は「今回、ミスティークとプロフェッサーXが世界に対し、それぞれ違う見方をしているところを強調したかった」と、両者の亀裂が本作の注目ポイントだと語っている。ローレンスも、両者の対立は「X-MENの原点のようなものだと思っているわ」と同調している。
「X-MEN:アポカリプス」は、8月11日から全国公開。
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