「プリズン・ブレイク」&「24:レガシー」予告編がコミコンでお披露目
2016年7月26日 12:00
[映画.com ニュース] 米FOXが手がける人気ドラマ「プリズン・ブレイク」の新シーズンと、「24 TWENTY FOUR」のスピンオフにあたる「24:レガシー(原題)」のキャストと制作総指揮が7月24日(現地時間)、米サンディエゴ・コンベンションセンターで開催されたポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」でそれぞれの予告編をお披露目した。
2005~09年に放送された「プリズン・ブレイク」は、殺人の濡れ衣を着せられた男リンカーンと、そんな兄を脱獄させるため、自身が設計に携わった刑務所に収監される建築技師の弟マイケルの挑戦を描いたスリラー。復活の話が持ち上がったのは、リンカーン役のドミニク・パーセルと、マイケル役のウェントワース・ミラーがDCドラマ「レジェンド・オブ・トゥモロー」で再共演した時だそうで、プロデューサーに相談したところとんとん拍子に制作が決定したという。
プレゼンテーションには、パーセルとミラーに加え、マイケルの恋人サラ役のサラ・ウェイン・キャリーズと、脱獄仲間のティーバッグを演じたロバート・ネッパーも出席。プロデューサーのフォウン・ウィルモットは、「マイケルは彼らしい行動をとるので、皆さんもすぐに新しい世界になじめると思う」と語った。全9話は2017年放送予定。
一方の「24:レガシー(原題)」は、「24 TWENTY FOUR」と同じ世界を舞台にした別の物語だと、制作総指揮のマニー・コトは語る。先日からアメリカのテロ対策ユニットCTUの捜査官ジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドのカメオ出演に注目が集まっているが、同じく制作総指揮を務めるエバン・カッツは、「オリジナルキャラクターが、新作のストーリーラインと交わることがあるかもしれない」と可能性を否定しなかったものの、コトは「現時点では計画していない」と説明した。
また、時計表示や分割画面といったオリジナル版のフォーマットは踏襲されるといい、新主人公となる海外遠征から帰国した米兵を演じるコリー・ホーキンスは、「たくさん走ること」と「長い1日を描くこと」も共通していると指摘した。プレゼンテーションには、共演のミランダ・オットーとジミー・スミッツも登壇した。来年2月5日に米国で放送開始予定。
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