「ONE PIECE」最新作、UAE・アブダビでプレミア上映!満島ひかりら登場に1000人熱狂
2016年7月19日 05:00
[映画.com ニュース] 尾田栄一郎氏による人気漫画「ONE PIECE」の劇場版最新作「ONE PIECE FILM GOLD」のゴールデンプレミアが7月15日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで行われた。会場となったのは、豪華ホテル「エミレーツ・パレス」。用意された長さ約60メートルのレッドカーペットに、声優を務めた満島ひかり(カリーナ役)、岡村明美(ナミ役)、三吉彩花(ビット役)が着物姿で登場すると、詰めかけた約1000人のファンが大歓声で出迎えた。
2005年に約30億ドルを費やし完成したエミレーツ・パレス。建築の際に40トン以上の金が使用され、内装では天井や壁面のいたるところに金箔が。「ワイルド・スピード SKY MISSION」の撮影や、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の中東プレミアが行われた場所としても知られている。
劇中の黄金都市「グラン・テゾーロ」をほうふつさせることから、今作のロケハン候補としても挙がっていた同所。中東でも「ONE PIECE」の人気は高く、UAE側の要望もあり今回の“アブダビ・ゴールデンプレミア”が実現する運びとなった。この日は約1000人のファンと、現地マスコミ約30人が結集した。
さらに舞台挨拶では、最高気温45度の気候に負けない熱気が会場を包み込んだ。満島は「アブダビの人たちは皆すごくリアクションしてくれて、ハッピーな感じにあふれていて楽しかったです」と興奮気味に明かし、「舞台挨拶が終わった後に岡村さんに近づいてきて『お前は、俺の仲間だ!』っていう人とかいるんですよ(笑)」と上機嫌。そして「映画の舞台に(イメージが)すごく近い国に来られたっていうのはとても面白かった」と振り返り、「今日のことは、初日の舞台挨拶の日に監督やこの映画に携わった人たちに報告したい」と語った。
またナミ役の岡村の挨拶時には、「ナミ」コールや「大好き」「愛してる」「ナミすわあ~ん!」など日本語の声援が飛び交った。当の岡村は、「やっぱりアニメーションの力って大きいんだなと実感しました」と感慨深げで、「もっともっと遠い国でも声援をもらえるように、これからも『ONE PIECE』を世界中に広げていけたらと思います」と決意新た。三吉も、「ラクダに乗ったりビーチに行ったりレッドカーペットを歩いたり、本当にとても濃い時間を過ごしました」と話した。
「ONE PIECE FILM GOLD」は、黄金あふれるグラン・テゾーロを舞台に、国王ギルド・テゾーロとルフィ率いる麦わらの一味が死闘を繰り広げる。7月23日から全国で公開。
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