政界スキャンダルの映画化「チャパキディック」にケイト・マーラ&エド・ヘルムズ
2016年7月18日 18:30

[映画.com ニュース] 1969年に起こった米政界スキャンダル、チャパキディック事件をジェイソン・クラーク主演で映画化する新作「チャパキディック(原題)」に、ケイト・マーラ(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」)とエド・ヘルムズ(「ハングオーバー!」シリーズ)がキャストとして新たに加わった。
チャパキディック事件は、ジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元司法長官の弟エドワード・ケネディ上院議員(通称テッド・ケネディ)が、飲酒運転により自動車事故を起こし、車に同乗していたマリー・ジョー・コペクニさんが死亡したスキャンダル。生き残ったテッドは、事故現場から逃亡してすぐに警察に通報しなかったこと、ロバート・ケネディの選挙スタッフだったコペクニさんと不倫関係にあったことが明らかになり、ケネディ家の名を汚す大騒動となった。
映画は、事件のあった7日間に焦点をあてるポリティカル・スリラーで、クラーク演じるテッドが政治家としての野望とモラルの間で苦悩する姿を描くようだ。英エンパイアによれば、マーラは愛人コペクニ役を、ヘルムズはテッドの従兄弟で警察に通報するよう忠告したジョー・ガーガン役を演じる。
監督はジョン・カラン(「ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ち」)。テイラー・アレン&アンドリュー・ローガンが脚本を執筆した本作は、2015年のブラックリスト(映画化前の優秀脚本を選ぶ脚本賞)に選出されている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





