韓国元大統領が弁護に挑んだ実在の冤罪事件をモチーフに描く「弁護人」、11月公開
2016年7月18日 09:00

[映画.com ニュース] 韓国の実力派俳優ソン・ガンホ主演による社会派ヒューマンドラマ「弁護人」が、11月に公開されることが決定。あわせて、予告編が公開された。
映画は、弁護士時代のノ・ムヒョン元大統領が弁護を担当し、政治家転身のきっかけとなった冤罪事件「プリム事件」をモチーフに、国家に戦いを挑んだひとりの弁護士の奮闘を描く。1980年代初頭、軍事政権下の韓国で人気税務弁護士として多忙な毎日を送っていたソン・ウソク(ソン)は、国家保安法違反容疑で逮捕されたなじみの店の息子ジヌの無罪を信じ、弁護を引き受ける。アイドルグループ「ZE:A」のイム・シワンが、ジヌ役を演じる。
予告編では、不当逮捕され、拘置所で変わり果てた姿となったジヌを目の当たりにしたソンが、正義感から弁護を引き受ける様子が映し出される。嫌がらせや妨害を受けながらも正義を貫こうとするソンの法廷での弁論に、胸が熱くなる仕上がりとなっている。
「弁護人」は、「国際市場で逢いましょう」「ベテラン」のオ・ダルスが弁護士事務所を切り盛りするドンホに扮するほか、「太陽を抱く月」のキム・ヨンエ、「悪いやつら」のクァク・ドウォンらベテラン俳優が脇を固める。今作が長編映画デビューとなるヤン・ウソクがメガホンをとる。11月12日から東京・新宿シネマカリテほかで全国順次公開。
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